ピアノレッスン記録①

1月20日土曜日の夕方…
独学期間半年を経てついに、おっかなびっくりピアノのお試しレッスンを受けてきました!

独学に行き詰まってモヤモヤが募った結果、年始にこどもが習っている先生に相談し、まずはお試し3回レッスンに仮入会することに決めました。
なお、鍵盤楽器の個人レッスンは約20年ぶり。ガチガチに緊張するかと思いきや、ここ数日間頭痛と歯痛に翻弄されていたせいで、何とかレッスンを受けられる体調に持ってこられた安堵感で緊張がすっ飛んでくれました。良かったというか何と言うか…

以下、レッスン内容や受講の感想などを記録します。

レッスンの内容


●お試しレッスン用のミニテキスト
初心者向けの簡単なリズム練習の楽譜を弾き、特段問題ないとのことでした。
テキスト後半では、ショパン「別れの曲」やベートーベン「エリーゼのために」等を初心者用にアレンジした楽譜が取り上げられていました。
全くの初心者から3回のレッスンで弾けるようなるには、結構ハードルが高いように感じました。
自分の初見力が乏しいだけかもしれませんが…

●バーナムピアノテクニック(導入書)
毎回のレッスンで2〜3曲ずつ進めることになりました。
今回は「1.歩こう」「2.走ろう」を弾きました。楽しい。

●ブルグミュラー「25の練習曲」
持参した曲集。「25.貴婦人の乗馬」をパニックになりながらも最後まで演奏し、聴いていただきました。もうガッタガタでした。

●シューマン「子供の情景」
ユーチューブのピアノレッスン動画でとある先生が弾いているのを観て「綺麗な曲だなぁ」と思い、弾みで購入した全音版の曲集をそろりと持参したところ、「少し難しいけれど、取り組んでみましょう。まずは「異国から」から」と仰っていただきました。おお…やるのか……やれるのか?

レッスンの感想

自分はこれまで自宅の電子ピアノ(KAWAI・CA401)でしかピアノをまともに弾いたことがなく、ピアノ教室のグランドピアノ(SHIGERU KAWAI)が別物すぎて、衝撃を受けました。
視界も音も鍵盤のタッチも位置も何もかも違う。(そもそも、自宅の椅子は5歳に合わせたまま使っていたため高すぎていた)全く別の楽器なんだと感じました。

こどもが先輩風を吹かせて「あのね、家のピアノと教室のピアノは全然違うから、家で弾けてもレッスンだと難しいんじゃなぁい?」などと自分に吹っ掛けてきましたが、まさにその通りでした。ちょっとムッとした自分を恥じたいです。

駄目で元々との思いで弾いた「貴婦人の乗馬」は、音量のコントロールもめちゃくちゃ、指はすっころぶ、何度もつっかえるとガタガタでした。ピアノも「とりあえず鳴らされた」感じのツンツンギンギンした音色でした。
pはもっと浅くていいんだ、ディナーミクはこんなに幅が取れるんだ、良い感じの音色なんてなかなか出せないんだ…へぇ。と、戸惑いと驚きの30分でした。

先生からは右手と左手のバランスのこと、スタッカートを軽やかに弾くこと、ラストのスケールはしゃかりきにならなくて良いこと等をご指摘いただき、次回も見ていただくことになりました。

今後の練習について

基礎練習も曲練習も思う存分やりたいけれど、生活のタスク上、固定の練習時間は早朝の30分程度…あとは、睡眠を削れば夜にもう30分弾けるかどうか。
身体が資本なので無理しないように気を付けて、少しでも前進できるように、次回のレッスンに向けてがんばります。
グランドピアノに定期的に触れられるだけでも、これまでに無かった大きな環境の変化だと感じています。
とりあえず、自分の高さに合ったピアノ椅子を用意しなくては。あとは練習に集中できるように、早期に歯の知覚過敏も治したいです。良い治療薬を探そう…


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