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【櫻坂46】※長文注意※「7th single BACKS LIVE」の感想。

Buddiesのみなさんはあけましておめでとうございますになりますね。
そしてお久しぶりです。

櫻坂のライブ感想はnoteを開設してから無券だった"渡邉理佐卒コン"と、ほぼクイズ大会だった"Buddies感謝祭"以外書いていたわけですが、三期生単独ライブ・"新参者"は900人という激狭キャパに伴うチケット争奪戦に無事敗北。
"3rdアニラ"もスケジュールの都合上2日目のみの参戦となり、それも「FCフロア4界隈」という大ハズレ席を引き当て、書こうとしていた熱もZOZOマリンの冷たい夜風によって冷めたので書いてませんでした。すんません。

そんなわけで"3rdTOUR"の感想→藤吉夏鈴の"Start over!"センターについて以来となります。
あれから半年しか経っていないのにこのグループは本当に大きく飛躍しました。
藤吉のセンターが発表された後の怒涛の一週間を私は「オタ活をやってて一番幸せな一週間」と書きましたが、今振り返るとあの一週間が「これが正解なんだ」という確信をメンバー全員に持たせてくれたんじゃないかと思います。
いやー良かった良かった。紅白、短かったですけどテレビで観てて幸せでした。


そんな幸せな2023年も終わり、新年一発目のライブは"7th single BACKS LIVE"になります。
そうです、私が大好きBACKS LIVEです。
今回も約3000人キャパの豊洲PITとZepp divercityということもあり、「当たらんだろうなぁ」と思っていましたが、奇跡的にdivercity・しかも千秋楽をご用意して頂けました。整理番号は700番台。真ん中よりちょい前くらいですね。下手側で見てました。


村山 美羽を推そうと思った理由と今回の楽しみ

こんなnoteを見てくださってる方は恐らく私のXをフォローして下さってる方だと思うので、説明はいらない気がしますが、一人くらいは僕のことをnoteでしか知らず、「お前今回藤吉いないじゃん」と思われる方もいるかもしれないので一応書いておこうと思います。

"3rdTOUR"感想noteの際に「代々木の2日目と大阪初日に村山 美羽さんがレスをくれた」と書きましたが、その後の"Start over!"期間から村山 美羽さんのミーグリに行ったりサイン会に行ったりしてます。
推そうと思った理由にはそのレスをくれたというのもあるわけですが、一番大きな理由はBUBKAの三期生特集を読んだことでした。

「言葉にできないことをパフォーマンスで伝えたいと思ってます。技術面はまだまだ磨いていかなきゃいけないけど、入り込めば入り込むだけ伝わると思うので、もっと表現力を高めたいです。」

BUBKA 6月号

藤吉 夏鈴と同じように、パフォーマンスで人の心を動かそうとしてくれる子が加入してきてくれたことが本当に嬉しくて。

BUBKAの発売から福岡→神奈川→大阪と5公演見れたわけですが、三期生の出番の時はずっとパフォーマンスを目で追っていました。今まで、その日の藤吉 夏鈴のパフォーマンスが自分の心を動かしてくれることを期待して足を運んでたライブが倍楽しく見れるようになりました。
この子のパフォーマンスをもっと見たい、その為に少しでも自分が力になれれば、と思い今に至るというわけです。

今回のライブは村山さんがどの曲をセンターとしてパフォーマンスを届けてくれるのか。そしてもしかしたら前回の”藤吉Dead end”のようなジョーカー枠を務めてくれるんじゃないか。そんな願望も込めつつ開催までの約1か月楽しみにしてました。

また前回BACKSから藤吉・守屋れなぁが表題センターまで登りつめ、大園・増本もカップリングでセンターを務めました。前回のBACKSメンバーが"BACKS LIVE"のテーマ(?)である「私たちが、櫻坂46を、強くする。」を体現してくれているので、今回のメンバー・特に"新参者"を見ていない私は三期生にそんな新星はいるかな、と期待していました。

そんなわけで今回の7th single BACKS LIVEも、いつも通り印象に残った曲と共に振り返っていきたいと思います。
※今回も一部敬称略があります


ライブ感想~印象に残った曲~

セトリとセンター

M2.半信半疑(C.的野 美青)+M4.それが愛なのね(C.小島 凪紗)

M1.は最後に。

二人とも表情がとても印象に残りました。この二人、加入前から櫻坂のことが大好きなのもあって表情の作り方が抜群に上手いですよね。平気で歌詞の一節毎に表情変えてきたりするのでビビります。

的野の"半信半疑"はダンストラックからでしたが、曲前のステージ上段で踊る的野と前で踊る井上がバッチリ合ってました。みおぐっど。
センターとして踊る的野は自信が伝わりました。7th single特典の個人PVがかなり攻めていたので、その経験は結構大きいんじゃないかと思います。早くまた攻める的野 美青のパフォーマンスが見たいです。(↓個人PV予告編)


こんなぎ先生は本当に表情管理がお上手になりました。
おもてなし会の配信を見た時、「こんなにアイドルを忠実にやる子いるんだ」ってくらいTHEアイドルで、笑顔オンリーで突っ走る印象の子でしたが、"新参者"くらいから凛とした表情をよくするようになった気がします。それも"静寂の暴力"や"マモリビト"の経験が影響しているのかな。
でもアイドルらしいところはアイドルらしくて。ファンサービスのマメさ・アドリブで入れるウインク・振りだったり。こんなぎ先生は三期生で一番ステージ映えする子。絶対近い将来このグループの大きな力になってくれるはずです。
あとモンハンのキャラメイクでできそうなお団子ヘアが可愛かった。戦いに行くぞって感じがして好き。

言語化するのは上手だけど、自分のことについて話すイメージがあまりなかったので、初日のMCの際に今回のBACKSへの思いを涙ながらに語ってくれたのが、一つ殻を破るきっかけになればいいなと思います。


M6.ブルームーンキス(C.石森 璃花)

今回のBACKSで個人的イチ好きセンターです。"Dead end"は抜きにして。
千秋楽のMCで井上が石森さんに「生粋のアイドルすぎていつアイドルじゃないのか」みたいなことを言っていましたが、個人的に石森さんは知らぬ間にかTHEアイドルになった感じがします。

やっぱり最初のBANのイメージが強すぎるんですよね。でも本来は"新参者"でやったMicroscopeや、今回のブルームーンみたいな可愛らしい曲の方が似合うっていう。
石森さんが凄いのは自分の色をちゃんとよく分かってること。BANも一年かけて森田とは違うセンター像が出来上がりましたし、"新参者"でのMicroscopeも、今回の"ブルームーンキス"も石森さんにしかできないパフォーマンスでした。
雑誌のインタビューとかでも三期生最年長であることを気にする発言がたまにありますが、花開くチャンスは絶対来るはずです。


M10.制服の人魚(的野・村山・石森・齋藤)

約一年半ぶりに「「「俺の」」」"制服の人魚"への愛を語る時間が帰ってきました。
この曲が出た時に書いた願望が実現してます。 本当にね、オルスタのライブで"制服の人魚"聞けたらその時点で満足度100です。

しかもメンバーの割り当ても最高に合ってる。元々音程が低いので的野村山は欲しいし、守屋れなぁ枠にTHEアイドルになった石森さん、パフォが強い武元枠に齋藤さん。俺の人魚、メンバー選考に異論なし。

前回のBACKSより人数が少ないからこそ実現したスペシャルVer。このメンバーでまた見れないのが残念ですが、いつかまたライブハウスで聞かせてほしい。素敵な時間でした。


M16.BAN(C.井上 梨名)

曲前の井上の言葉を聞くと、"Start over!"が出た後でもなんだかんだ櫻坂のアンセムは”BAN”なんだなと。自分たちのパフォーマンスを一番体現できる曲なんでしょうね。

1番サビ後半~ラスサビ前までの振りが変わったのは今回だけなのでしょうか。
森田がセンターで今回の振りをやっているのはあんまり想像できないな。森田がやるなら今までのでいいよ。ともかく、変わったことで最近たまにある裏センター幸阪さんがいい味出してました。

あと初日の配信を見た時、"無言の宇宙"あたりから振りのズレが気になったのですが、千秋楽は後半に差し掛かっても全然気にならなかったです(配信と現地全然見え方違うやんって話なんですが)。一週間でちゃんと修正したぞと分からされました。


村山美羽×8th選抜発表×BACKS LIVE

正直今回のBACKS LIVE、発表された時からずっとめちゃくちゃ楽しみでしたが、一週間前、一瞬にしてその気持ちが萎えました。

豊洲公演の前に8th single発売発表。Zepp公演の前に選抜発表。櫻坂になってからもちょこちょこ訳の分からないことをやる運営ですが、今回はあまりにもナンセンスすぎ。

前回のBACKS感想noteの際「商業的なものではなく、ちゃんとメンバーの成長の為にある場・ライブだった」と書きましたが、今回は100%商業的と捉えられてもおかしくなかったです。メンバーの挑む姿勢に救われました。感謝しかないです。

なによりZepp公演の時では8th選抜が分かっている訳ですから、次のシングルで選抜に入ったメンバーと落ちたメンバーが出てくる。そんなこと、考えたくなくてもそう見てしまうようになるんですよ。メンバーのことを思うと辛すぎます。8枚目もアリーナツアーも1ヶ月後ろにしろよと本気で訴えたい。

まあそうと決まってしまった以上は仕方ないです。じゃあ村山 美羽はどっちなんだよと。
いろんな人が"新参者"や"3rdアニラ"を見て「村山は次入る」と言っていましたが僕は1mmも信じてませんでした。なぜなら3rd singleで藤吉 夏鈴がBACKSになったのを知っているから。

でも確かに"承認欲求"期間で見せてくれたものは確実に成長を感じましたし、「選抜」というものを口に出してもいい、手の届くところに近づいてきたんじゃないかとは贔屓目抜きにしても感じてました。

でも結果は入れませんでした。

藤吉がBACKSになった時と同じ感情です。
なにが足りなかったのか。
知りたくても教えてもらえることはこの先も絶対にない、なんでだよという行き場のない感情。

自分の好きなアイドルが「選抜に入れない」ということは初めての経験だったので、こんなにも辛いものなんだなと痛感しました。
なんか表題曲への関心が無くなりますね。MV公開とかもそか〜ってなる。これは自分の推しが選抜を外れた人にしか分からないものです。
まさに「心に穴が開いた」感じ。そのあとすぐリヴァプールの試合を見てましたけど、それもただ行き交うボールを見てるだけ~みたいな。

一晩明けて。
今日から8thが終わるまでこんな気分なんかなぁしんどいなぁとか、どんな気持ちで前日のリアルミーグリ接してくれてたんだよとか、何が「8thのBACKSセンターの為に選抜外れた」だよ知ったような口利くなよ好き勝手言ってんなよとか、次話す時なんて言葉をかければいいんだろとか。
そんなことを考えながら電車に乗っていたらトークがきました。

いやね、もう見た瞬間涙が出ました。
人生で初めて電車で泣きました。幸いパーカーを着ていたので、フードで顔を隠せてよかったです。私服通勤マジ感謝。

「今はしっかり前を向けている」。
その言葉を見て少しだけ落ち着けました。
で、自分の思ってることも全部ぶちまけてやろうと。

見返してやれ。選抜に入れなかったことを後悔させろ。
自分の中で気持ちを消化するにはこれしか無かったです。

で本番。

一曲目に"Dead end"でセンターを務めることは初日の配信を見て知っていたので、開演初っ端から楽しみ半分・不安半分でした。
選抜に入れないというのは"新参者"の千秋楽付近で知っていたそうですが、それでも選抜が大々的に発表された前と後で、なにか変わってしまうんじゃないかと。

「"BACKS LIVE!!"千秋楽、全員叫べ!」

最初の一声でそんな不安、全て吹き飛ばしてくれました。

やっぱり"Dead end"のセンターって特別な感じがして好きなんですよね。森田の余裕かましながらやっちゃう感じも、藤吉の心の奥でいろんな思いを秘めながらやったあの一回も。表現するその人がモロに出て。

「言葉にできないことをパフォーマンスで伝えたい」。

千秋楽、MCで喋る機会はありませんでしたが、選抜に入れなかった悔しさと、そこからちゃんと切り替えられていること。
見ている人全員に伝わったと思います。

終演後、心のもやもやが全て晴れた感覚。
東京テレポート駅まで歩きながら「ああ呟いたけど、俺は全然気持ち切り替えられてなかったんやな、ダッサ」ってなりました。
次こそ選抜へ。
そしていつの日か、山﨑 天・藤吉 夏鈴・森田 ひかる。最強で、むっちゃくちゃ高い壁を越えてセンターで立つ姿を見たい。そうちゃんと前を向く事が出来ました。千秋楽、生で見れて良かったです。

最後に一つだけ。
石森さんの所で「自分の色をちゃんとよく分かってる」と書きましたが、村山 美羽は今年の目標を「誰かに似てる似てないではなく、自分の色を見つけたい」としています。その「誰か」というのは間違いなく藤吉 夏鈴でしょう。

2人とも好きな自分からすると、パフォーマンスの出し方が違うよなと感じます。
藤吉はその日の感情をパフォーマンスとして出すタイプ。だから僕が"As you know?"の時、「なぜ恋が初日と2日目で表情が違うのは意図的か」とか聞いても「え、そう見えた?」とか平気で言うんですよね。どう魅せようとか1mmも決めてなくて、その場の感情を振りと表情に乗せてパフォーマンスをする。僕が今まで「その日の藤吉が少しでも自分の心を動かしてくれるんじゃないか」と期待してライブに足を運んでいたのはそういう不確実性を楽しみにしていたところがあります。それはこれからもそうあって欲しい。だってそんな子、唯一無二ですもん。

村山は曲があってそこに気持ちを乗せるタイプ。シンプルだと思います。
でもそのシンプルがフルスロットルで全部身体に乗せてくるからみんなの心にちゃんと届いてくる。”マモリビト”のMVとかはまさにで。曲に従順だから、"BAN"とかは抜群にかっこよく決めるし、今回のBACKS曲・"確信的クロワッサン"みたいな可愛い曲でも可愛くできちゃう。あの曲、藤吉だったらまた"カレイドスコープ"の時みたいに「なんで私なんだろう?」とか言いながら恥ずかしさに悶えてそうです。

んー、根幹は同じなんですよ。二人とも。「曲を伝えたい・届けたい」。
心の中にあるもの全てをパフォーマンスに込めるというのも。そこで似ている表情をする時があるのは分かるんですけど、「藤吉を意識・真似しながら踊っている」ように見えたことは一回もないです。
石森さんくらいハッキリと色がついているわけではないかもしれませんが、今回のBACKSは誰かの真似なんかじゃない、村山 美羽色がちゃんとパフォーマンスにあったと思います。


総感

前回のBACKSまではメンバーの立候補制でセンター曲が決まっていましたが、今回はそうではなかったらしいです。個人的には三期生の表題曲センターへの立候補や、"藤吉Dead end"のようなジョーカー枠を期待していたのでそれがなかったのは少し残念でした。ほんとによぉ、時間があればよぉ。

座長を務めた井上についても触れておきましょう。
井上は前回の"BACKS LIVE"の際にも選抜落ちしたことに「納得いかない」とハッキリと口にしたりしていたので、今回座長を務めるにおいて複雑な感情があったと思います。
でもそんなハッキリ言ってくれる井上がいてくれたことが、特に三期生にとって大きかったのではないでしょうか。「足りていなかったところをハッキリとアドバイスしてくれた」、みたいなことを千秋楽のMCで向井さんが話していましたね。三期生だけで作り上げた"新参者"、先輩から見て足りてないと思うところは間違いなくあったはずですし。

口だけではなく、今回披露した曲は恐らく全て過去ステージに立ったことがある(はず)だけあって、パフォーマンスでも引っ張っていました。"3rdアニラ"の条件反射では相当緊張していましたけど、今回はどの曲も肩の力が抜けてました。観客に緊張がモロで伝わるのが井上の課題だった気もしますが、今回はそんな姿一切なかったので、一歩前に進めたのではないでしょうか。

また「櫻坂って全員選抜入ってもおかしくないよな」と再認識しました。
幸阪さんみたいに"Start over!"で大事なところを任されてから自分の色を持ち始めた子もいれば、前回のBACKSからブレることなく自分のストロングを伸ばす大沼みたいな子もいて。三期生も個性的な子が多くて選抜で使いたくなる。俺が運営だったら。こんな話は居酒屋でしましょう。

千秋楽、8th singleを選抜として活動するメンバー。そうでないメンバー。
それぞれいた訳ですが、「7th singleのこのメンバーでやるライブが楽しかった」という言葉が両方から聞けたのは良かったです。最後は全員前を向けたライブだったと思います。
選抜として進む井上・的野は掴んだ自信をより高めてもらって。
入れなかったメンバーは9thの選抜入りに向かって。

「私たちが、櫻坂46を、強くする。」
8th singleから体現してもらいたいです。

長くなりました。このへんで今回のBACKS感想noteは終わりにしたいと思います。

次は~~~…小林卒コンは書ける気があんましないなぁ…アリーナツアーもなんかなぁ…気が向いたら書きますね。


「村山 美羽、9th single選抜入りについて」だったらいいな。


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