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【生産性向上】個人の生産性を最大化するアクション(5):集中できる「環境」を作る

こんにちは、どうすれば自分の生産性があがるかを常に考えていたBosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

この記事では、仕事のパフォーマンス向上のために、あなたがとるべき具体的なアクションを共有します。

そのアクションは全部で7つありますが、ここではその中で5つめのアクション「集中できる環境を作る」を説明します。

あなたの参考になれば、嬉しいです。

これまでの「個人の生産性を最大化するアクション」シリーズも是非読んでみてください。

人の集中力は90分が限界

人間の集中力には限界があり、最大でも90分であると言われています。
あるアンケートの結果では、一日のうちに仕事に集中できる時間は「3時間」と答えた人が最も多かったそうです。
どちらにせよ、決して長い時間ではないですね。

ですので、この集中力を発揮することができる、ごく短い時間を、しっかり成果が出る仕事に割り当てていかないと、あなたの生産性はあがらないことになります。

また、一般的には、午後よりも午前中のほうが、集中できるともいわれています。なので、午前中の時間を有効に利用して、仕事の成果を上げるというのがいいでしょう。

割り込みがない環境を作る

あなたは、同僚に話しかけられたり、電話がかかってきたり、メールを受信したことで、集中していた仕事を中断させられたことはありませんか。

集中して仕事をしているとき、いったんその集中が途切れると、またもとの集中状態に戻るのに25分ほどかかると言われます。

なので、仕事に集中したいときには、そうした割り込みが入らない環境を作ることが大事です。

具体的には以下のような対策があります。

  • 他人が干渉できない個室を利用する

  • スマホの電源オフ(SNS、Lineなどの通知もオフ)

  • PCメールのポップアップオフ

視界から余計なものをなくす

また、集中して仕事をしていたときに、つい目に入ったものに興味を奪われ、集中力がとぎれたことはありませんか。

それは、机のカレンダーに記載した予定とか、ディスプレイなどに張り付けたTo Doリストのタスクとかであったかもしれません。

実は、人間は視界から多くの情報を取り込んでいるので、その対象に興味がなくても、見てしまうと余計な無意識の割り込みにになってしまい、今のタスクに集中できなくなるのです。

なので、集中したいときには、自分の視界からタスクに関係のないものをなくし、集中したいものだけが見えている状態にするのがベストです。

作業の際には机の上を整理整頓し、タスクに関係がないものは視界からは取り除くといい
でしょう。

音は音で制す

あなたは静かな部屋で仕事をすると、かえって小さな音が気になるということはないでしょうか。

どうしてそうなるかというと、人は音に「意味」を感じていて、無意識に音を探す習性があるからです。

また、音は視界のように、自分の力で遮断することは難しいです。
耳栓をすることはできますが、それでも、100%は無音にすることはできません。

音が原因で集中できない場合は、あえて「意味のない」音を流して「意味のある」音をかき消すのが有効です。

意味のない音とは、雨の音とか川や波の音といった、いわゆる環境音とか、歌詞がないBGMといったものです。
こうした音を流すと、それまで気になっていた雑音が気にならなくなりますから、是非試してみてください。

作業興奮を利用する

あなたは、面倒だと思っていた作業を「いやいや」やり始めたら、案外簡単に終わった、という経験はありませんか。
これが「作業興奮」です。

作業興奮とは、「やる気がない状態でも、いったん行動を始めると、やる気が出て集中状態になるという心理現象」です。

ですので、集中できずにやる気がない状態でも、とりあえず手を付けやすい簡単な作業などに手を付けると、作業興奮が起きて集中できることがあります。

まとめ

人の集中力には限界があるため、集中した作業時間を成果が出る仕事に優先的に割り当てましょう。
そして、集中するためには集中を途切れさせる割り込みが起きない環境を作りましょう。
また、視界からタスクに関係ないものを排除したり、環境音やBGMを流すなどして、より集中しましょう。
もし、どうしてもやる気が出ないときは、まず手を付けやすい簡単な作業から取りかかると、意外と集中できることがあります。

いかがでしたでしょうか。

次回は、あなたの生産性を向上させるために、定期的に振り返りをし、改善することが大事であるということを共有します。

是非、お楽しみに。


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