【生産性向上】前例は良いことだけを踏襲しよう
こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。
あなたはこれまでの仕事のやり方をうまくいっただけで無条件に踏襲してはいませんか。
この記事では、仕事などでの前例は良い前例だけを踏襲し、それ以外の前例は見直して改善しよう、ということを共有します。
なぜ前例を踏襲してしまうのか
ここでいう「前例を踏襲する」とは、組織や個人が過去の仕事のやり方をそのまま同じやり方で継続していくことを指します。
なぜ前例を踏襲するのかというと、その方が効率的だからです。
同じ目的の仕事であれば、毎回一から仕事のやり方を考えて、計画して、実行するよりも、時間と手間が省けるからです。
また、人間は初めてのものや新しいものには不安があり、リスクを感じます。
その点、過去にうまくいった実績があるものには安心感があり、リスクが低いと直感的に感じます。
つまり、多くの人は「前例を踏襲する」ことが大好きなのです。
前例を踏襲することで思考停止してはいけない
前例踏襲そのものは、悪いことではありません。
むしろ先に書いたように効率化という点では、有効です。
しかし、だからといって、何もかも前例踏襲でいいかというとそうではありません。
前例を踏襲するからといって、思考停止をする人がいます。
なぜ、前例踏襲でいいのか、前例を改善する必要はないのか、前例踏襲をすることで問題が発生することはないのか。
こうしたことを考えないと、いつしか目まぐるしく変化する環境に合致していない時代遅れの仕事のやり方を続けてしまいます。
前例の踏襲がかえって仕事の生産性を下げてしまうことになるのです。
前例を踏襲するのならしっかり考えて取捨選択
ではどのようにすればいいのでしょう。
それは、思考停止せずにしっかりと前例の有効性を検討し、必要があれば、改善するか廃止すればいいのです。
もちろん有効な前例は継続します。
要は仕事の目的、目標をふまえ、最も効果、効率を生む方法を前例をもとに考えるようにすればいいのです。
そして、それがあなたの付加価値になります。
この記事がタメになった、面白かったと思われる方は、ぜひ「スキ」を押していただくと嬉しいです。
以上、Boschでした。