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キャラに感情移入する瞬間/スキップとローファー

皆さんはスキップとローファーという作品をご存じだろうか。 将来の夢のために石川から東京の高校に入学する主人公・岩倉美津未と、クラスメイトとの日常を描いたストーリー。 ただの青春キラキラ物語、ではなく年頃ならではの繊細さやフレッシュさなど等身大な高校生を表現している。 登場人物の中で、主人公のクラスメイト・江頭ミカのセリフのひとつ。 「私がムカつく奴の名前をふたつ覚えてる間に、岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう」 その言葉の内に秘めた感情にやけに共

    • 私の秋は青い

      金木犀は香ってから存在を思い出す、という言葉を見かけた。 言われてみればそうかもと思ったのと同時に、今年の金木犀はまだかなと待ってる自分がいたことにも気づいた。 私にとって秋は特別。大好きな季節。 なんでかって聞かれたら明確な答えはないのだけれど。 13歳の時から、秋の夜になると必ず聴くと決めている曲がある。40mPさんのフタリボシという曲。そらるさんとろんさんがカバーしているバージョンがとても好きで、中1のこの季節によく聴いていた。 とくに思い入れがある訳でもない

      • 理性よはたらけ

        恋愛を理性的にする時と衝動的にする時があると思う。 どちらも善し悪しはないだろう。ただ、それで良い時と悪い時があるのは確かだと私は思っている。 自己啓発本みたいな書き出しをしてしまいましたが。 私の記事を何度か読んでくださった方は分かるかもしれないが、私はつい1か月前に付き合っていた恋人とお別れした。 ただ、仲が悪くなった訳ではないため、たまに共通の趣味であるコーヒーの話をしたりと連絡はとっていた。そこで先日一緒にごはんを食べに行くことになり会ったのだが、その時に「もう

        • 吹っ切れるのが早くてよかった

          この前記事にした通り、約1か月前に恋人に振られどうしようもない生活を送っていた私。 でもどうやら吹っ切れは早い方みたい。「女性は元彼の事を考えて思い浮かぶのは悪いところばかり」という話を聞いたことがあるが、ほんとにその通りなんじゃないかって。人によるとおもうけど。 恋は盲目と言うし私の視野も狭くなってたから、今までなんとも思わなかった些細な出来事が小癪に感じはじめ、彼の全てを好きだった気持ちと中和されていっているような。 もちろんあの人のああいう所が好きだったなという部

        キャラに感情移入する瞬間/スキップとローファー

          はじめての失恋、でもお腹はすく

          身体は正直とはよくいったもんだ 健康じゃん、ちゃんと 冷えてお腹の調子は常に悪いけど。 食べれるようになったし寝れるようになったよ。大丈夫、生きてる 大好きでたまらなかった恋人に別れを告げられてから、本当に生きてる心地がしなかった。眠れなかった。食事もまともに喉を通らなかった。もういなくなってしまおうかとも考えた。 でもお腹は鳴った。 何も考えなくていいよ、まだ写真も彼のアカウントも見たいなら見ればいい。泣きたいなら泣けばいい。 それでも全部自分で消化しきれてなく

          はじめての失恋、でもお腹はすく