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大解剖!層が厚くなってきたTikTokユーザー。ショートムービーが社会を席巻する真相に迫る

【登壇者】
Bytedance株式会社 鈴木 瑛氏

◆時代は動画へ
TikTokを使い始めてからの日常の変化
文字や画像より動画を見ることになった(40%)
何かあったら、動画を撮影する(20%)
写真よりも動画を撮ることが増えた(17%)

◆はじめに
短尺動画だからこそできるアプローチ。
ユーザーとの向き合い方が変わってきた。

◆TikTokのコンテンツ トレンド
ペット
日常の風景
旅行の景色
創作動画
料理などのHow To

◆動画世代の台頭が明らかに
文字世代、画像世代から5Gの動画世代へ
新たに時代を牽引するユーザーとは?

◆当たり前になったTikTokのある生活
利用者の行動変化
TikTokで聴いた音楽を口ずさむ
TikTokのことが友人間で話題になる
Tik TokでみたHow toを実践
友人とTik Tokで流行ったネタで遊ぶ

[ポイント]
最近の調査でも、平均視聴44分
飽きずにずっと見続けられる。

利用シーンとして、
自宅や何かの空き時間で利用している。

◆映像も音も最後まで楽しみたい
音声ONで見る 139%
最後まで見る 125%
スマホで見る 125%

◆ユーザーの特徴

●夢があり、チャレンジ精神が旺盛。

・近い将来、実現したい夢がある
・休日は外出することが多い
・新しいことにチャレンジしたい
・地域のイベントに積極的に参加

●直感的で、感覚的なユーザー
・衝動買いをする
・広告でよく見る商品を買うことが多い
・あちこちの店を見て歩くのが好き
・新しい商品をすぐ買ってみる

デジタルに対する感度が高く、
興味を持ったものを掘り下げて調べるタイプの人が多い。
引っ張っていくリーダー的な側面がある一方で、人がどう思っているのかを
知りたいユーザーが多い。

アーリーアダプターというより、
「アーリーマジョリティー」

【まとめると】
直感・感覚的で、変化や新しいことに重きをおくユーザー

◆動画時代のWTF(What's that fact)
モノもコトも満ち足りた時代
課題起点の共感を探すのが困難に。

◆ドライバーの定義
●WISH
より良い世の中に変えたいという想い
例:アイスバケツチャレンジ
社会のためにできること、というWISHが原動力になった。

#BPM100
https://www.bpm-100.com/
CPR(心肺蘇生)の認知度100%を
目指すプロジェクト。

●TRY
何か挑戦して達成感を得たい

例:ボトルキャップチャレンジ
#ChipotleLidFlip
チポトレとのエンゲージメントを高めるための施策。
できるとドヤ顔したくなる といった丁度良い関係性を
保てるキャンペーン。

●FUN
気まぐれ、思いつき、ナンセンスだけど面白い。
意味のない楽しい瞬間

マグドナルド ティロリチューン
「見たくなる」から「真似したくなる」へ。
マス広告では動きづらい10代の心とマグドナルドの
「500円バリューセット」を強く繋げるために実施。

◆アルゴリズムで広がる
面白い動画が、オーガニックに広がっていく仕組みが
Tik Tokのアルゴリズムの特徴

投稿→一定数のユーザーに届く→反応に比例して、
アルゴリズムによって更に多くのユーザーに広がっていく

◆共感で広がる
他SNS:発信して終わる

TikTok→ユーザーが「真似」するから長く広がり続ける
(ユーザーにはインフルエンサー並みの力がある)

◆無関心層の獲得
#ペイペイちゃうやん選手権
#長崎バイオパーク

【まとめ】
Tik Tokの現在のトレンドに驚愕。
踊ってわいわいすることが主な使い方じゃなかったんですね。

WISH TRY FUNの特性を理解した上で、
若年層へのアプローチをしなければならない
ということがわかった。

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