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【MarkeZineDay190912】アプリマーケティングで実現する、オフライン行動のデータ化による個客エンゲージメント

【登壇者】
株式会社ランチェスター 田代 健太郎氏

◆アプリマーケティングとは?
オンラインとオフラインをつなぎ
顧客体験をよりよくする活動

アプリの位置付け:
オンラインとオフラインをつなぐことが
得意なマーケティングツール

◆顧客体験とは?
様々な購買のプロセスがあるが、
認知→選択→購入→利用のプロセスをいう。

+オンライン、オフラインという軸が追加される。
例えば、
雑誌できになるものを見つけ、オンラインで探す。
実際に店舗で確認し、自宅に帰って検討し、
ECで購入する。
実際に利用していて壊れたら修理をする といったような流れ。

[ポイント]
オフラインをどうデータ化するのか?
→オンラインとオフラインの橋渡しになる
 機能を持ったアプリを使うのが最適である。

◆事例 パタゴニア
パタゴニアの製品を買う、選ぶ、
長く使い続ける お客様のためのアプリ
https://www.patagonia.jp/jp-mobile-app.html

[仕組み]
アプリでデジタルカタログを提供
オフラインからオンラインへ。

例えば、
カタログで発見し、商品詳細を確認した上で、
実店舗で試着してみる。
自宅で再検討し、EC(アプリ内)で購入する。
壊れたら修理をする といった流れ。

→購入後もリペアやイベントでブランド体験を提供している。

◆事例 株式会社シーボン
アプリを架け橋として、
お客様とサロンが繋がる
https://www.cbon.co.jp/net/member/cbon_app.aspx

[体験の仕組み]
アプリからサロン予約→予約前日にプッシュ通知→
自宅てのお手入れをサポート(アプリ内で美容コンテンツを提供)→
来店後のお礼をプッシュ通知→施術後の肌データがアプリで閲覧可能。

→肌データを見れることにより、
効果が自宅で確認でき、来店動機を高めることができる。

◆アプリマーケティングの基盤構築
オンライン、オフラインを横断して
個客を一意に識別できるIDをアプリに紐付ける。

→一意に識別できないと
 データが溜まっても、誰の行動かがわからない。

◆個客識別3つの方式

・ID自動発番方式
→会員登録なしで会員証の利用が可能
 アプリだけでマーケティングを始める場合はおすすめ

・会員登録必須方式
→ゲストでコンテンツの閲覧はできるが
 会員機能の利用には会員登録が必須

・仮会員、本会員方式
→会員登録をしなくても会員機能の利用が可能
 ただし、ポイント利用等には本会員登録が必要

[ポイント]
どの方式が合うかは企業次第。

ポイントカードのアプリ化、
ECサイトやMA・DMP・BIへの連携も可能。

◆まとめ
IDをアプリに紐付け、段階的に基盤を整備

オンライン、オフラインをつなぎ
最適な個客体験を提供。

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