心に響く宣伝文の書き方とは?
みなさん、こんばんは。
創作支援メディア『作家の味方』の管理人らぴと申します。
一般的に、自分の作品を作り終えたら、感慨にふけりつつも宣伝文を考える必要が出てくることでしょう。
そこで、作品の概要欄やあらすじには何を書いておけば、作品に目を通してもらいやすくなるのでしょうか。
結論からいえば、作品を読んだ結果ではなく、その結果を受けた後に、受け手の感情の動きがどうなるのかを書いてあげれば、良くなるケースが多い気がしています。
もう少し具体的にお話しておきたいですので、なろう作家の例を挙げてみることにしましょう。
もし、あなたがコメディ作品を書いていたとしたら、「笑いたいときに笑える」などが、作品を読んだ一つの結果でしょう。
しかし、ジャンルに「コメディ」と書いてあればそんなことは読まなくてもわかりますし、コメディ作品の概要欄は似たり寄ったりになってしまうでしょう。
それではどうすれば良いのか?
おそらく、笑う結果どうなるのかというところを掘り下げて書いてあげておいた方が良いのでしょう。
例でいえば、「こんなに笑ったのは5年ぶりかもしれません。めっちゃ笑える!」といった口コミを掲載しておくこともできますし、「朝に弱いあなたへ!眠気が覚める朝イチコメディをお届け!」とかでも良いでしょう。
「笑えます!」というのは、作品を選ぶ際のメリット(利点)です。
一方、笑った後に眠気が覚めて今日も頑張れるというのは、読者が享受することになるベネフィット(利益)となります。
この絶妙な差を説明できずに、いままで悶々としていたのでなんだか私はスッキリしました(笑)
小説を書くときも、キャラクターの行動の結果(彼は壁を蹴った)を書くのか、結果による感情の動き(彼の蹴った壁は、傷ひとつ付いていない)を書くのかで、印象はかなり変わってくるでしょう。
というわけで、メリットよりベネフィットということですね!少しでも参考になれば幸いです。ご精読ありがとうございました!
体力的に、サイトを辞めるか本業に従事するか、そのうち決めるときが必ず来ると思います。もしサポートがあれば、そのとき独立するための原資として使用したいと思います。