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クッキー型をつくろう(1)

クッキーを焼くのが好きだ

事の始まりは、胃を悪くしてから小麦粉をちょっと止めようってなった事

それからは食べたいおやつは米粉で手作りするようになった。クッキーが好きだ、硬めで少ししょっぱいやつ。自分で作れば、好きな味で作れる!すごい!そのうち、自作のクッキー型が欲しくなってきた。それが胃を悪くして、おやつを手作りし始めてだいたい一年くらい過ぎた最近のお話。

今朝そのクッキー型が届いた

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きゅんくんにfusion360を教わって(同時にzoomも教わる)、DMMに入稿して出力、手にするまで約10日足らず

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入稿から手にするまでに至っては3日ほど

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はえ〜、はやすぎる、しかもすごく綺麗。このサイズで大体二千円くらい。フィラメントはナイロン樹脂。想像よりザラザラしてる、でも見た目はそんなにザラザラしてない。かなり良いじゃん!

でもまって〜

そうだ、出力して完成じゃないんだった。クッキー焼いてみなきゃわかんないんだった。今日は具合が悪かったけれど、さっそくクッキーを焼いた。

(そのまえに自分のブニブニの腕に押し付けてみた。そしたら型通りに腕が腫れた。)

米粉とアーモンドパウダー、塩等をこねこねして、平べったくして、生地から抜いて、焼いた。

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だめだった。

たぶん最初から分かっていた。米粉で出来た生地は、こういう細かいデザインの型には向いてない事を。

生地は少しでも曲がると折れるし、剥がれ辛い。あの、アーモンドを抱っこするクマのクッキーも作るのは難しい。米粉でやると腕が全部折れちゃう。でもなんか実は上手くいく事を期待しちゃってた。

とりあえず、生地に対して色んなアプローチをかけることにした。先ずは冷やして(クッキー生地は冷やすと扱いやすくなる)、型から離れやすくする為に粉を叩いたりした。

そ〜っと型から生地をぬいて、170度のオーブンで20分

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焼けた!生地を抜きならがらトライアンドエラーを繰り返した証が残ってる。最初に抜いたのは右下段、顔がパズルみたいにバラバラになっちゃってる!

数枚抜いてるうちに、だんだんコツが分かってきた。

でもやっぱり顔周辺が抜け辛い、それでも一番抜けないのは、むかって右のもみあげ!生地がついてこないまま、型の中に残ってしまう。その度にもげたもみあげをくっ付ける作業をした。

そして作業効率もわるい。1/2の確率でうまく抜けない。そんなのだとおやつの時間に間に合わないし、作ってる間に他のおやつを食べちゃうかもしれない。そして最終的はこのクッキー型をお店に並べたい。しかし、こんな作業効率のわるいクッキー型なんてお店には並べられません。

そんなこんなで、タイトルが(1)になっているのは、もう一度3Dデータを見直して作ろうと思っているからです。クッキー型は奥が深かった!

fusion360との戦いは、(2)でお送りします。



↓いちばん綺麗に抜けたような気がするクッキー、しかもおいしかった!

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↓食洗機にもいれてみた。無事だと良いな。10回くらいは入れてみようと思う。

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