交通ヘル名古屋
とある仕事先、飲み屋での会話で交通マナーの話になった。「Youtubeなんかで流れてくる事故未遂の動画は名古屋(愛知県)が多いですね」と。
確かに我らが愛知県は毎年のように交通事故件数が47都道府県上位。名古屋走りなる言葉もあるように、交通マナーの悪さは周知の事実。
免許を取得して20年以上、営業職として毎日長時間運転をする身となって10数年、自分では安全運転を心がけているつもりだがヒヤリとすることもある。
せっかくなので日々感じる名古屋の交通事情を書き残しておこうと思う。
数字の事
愛知県は自動車保有台数が全国1位。人口は全国4位。東海三県で見ても自動車保有台数は多く、地域の交通量は非常に多い状況だ。
全く擁護するつもりはないが、人も車も多いので数字上事故が多くなってしまうのは仕方のないことではある。
地域性の事
愛知県は都心部でも道が広い。戦後に大通りを整備したため、名古屋の中心でも片側4車線の道路が通っている。また、名古屋の本当に中心以外の愛知県は基本的に田舎なので、大抵の地域で道が広い。
安全な運転をしていれば事故は起こりにくい環境と言えるだろう。
原因はあらゆる交通マナーの悪さ(個人の感想)
日々愛知県を運転していると交通マナーの悪さでうんざりすることが多い。これから愛知県で運転する可能性が有るという方は、名古屋走り以外にもぜひ下記にご注意いただきたい。
・路上駐車が多く一番左の車線がまともに走れない
これのおかげで車線数が多くても無意味。左折に備えて左端にいるとしょっちゅう車線変更を強いられる。特に名古屋の都心が酷い。閉口。
・スピードを出し過ぎている車が多い
道も広いし車線の幅も広め。そのせいかスピード狂が多い。多車線と名古屋走りが組み合わさると最悪の事態に。
・強引な割り込みが多い
車半台分でも車幅が空いていると強引に割り込んでくる。ウインカーを出さないことも多い。ほとんど視認できないタイミングで一瞬だけ出しているケースも。意味不明。
・車間距離が近い
割り込みが多くイラついている人が多いため、車間距離が近い。強引な割り込みと無限ループに。車線が少なくなる田舎の幹線道路が危険。
・合流車を入れない
譲り合いの精神は皆無。一瞥したうえで車間を埋める車もある。
・黄色はアクセル
右折レーンの先頭から矢印信号で右折する際は注意が必要。容赦なく突っ込んでくる。逆にクラクションを鳴らされることも。
・強引な右左折
直進車のスピードが遅いと見るや(遅くない)強引に右折する対向車。こちらがブレーキを踏む羽目に。右折矢印信号に変わっても強引に左折する対向車。親の顔より見た光景。
・バスや救急車に道を譲らない
流石に多いとは言わないが、明確な意思を持って譲らない。
・スタッドレス未装備で雪道へ
毎年1回は積雪がある愛知県。駐車場前の段差で立ち往生する光景はまさに風物詩。もう法令違反なのでいい加減やめてほしい。
まだまだあるが、悲しくなってきたのでこの辺で止めておこう。
勿論すべてのドライバーがこんな有様な訳では無いが、比率は大きいと思う。交通事故は自分が注意していても巻き込まれてしまうものなので、確実に避けることは出来ない。
だとしたら、少なくとも自分が加害側にならないよう細心の注意を払って安全運転していきたい。
他府県の感想
4月末から5月一杯にかけて忙しく、車でいろいろな都道府県を渡り歩いた。愛知県で暮らしていると大抵の運転マナーは気にならなくなるが、そのせいかとびぬけて悪い癖が見えるようになる気がする。
今回(前々から)気になっていたのは福井県の運転マナー。一点だけ明確に怖い点がある。これは愛知県民の自分が恐れるので中々だ。雪が多くて路面電車が走行しているのでのでそうなったのだろうとも思うが、この一点に関しては愛知県よりも危機を感じる。
それが何かと言うと、黄色信号突進率。黄色はアクセルの意識が愛知より高いように思う。
他県の悪口なんて書いても仕方がない。
安全第一で是非。
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