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心臓

辛い時に味方になってくれた時の話です。

過去の話に入ります。
私は、過去に会社員として9年勤務してた時がありました。
高校の情報の先生に「社会に出たらギャップを感じる時もあるかもしれないけど頑張ってください。」と言われたことを思い出しました。
あまりにもギャップが酷すぎました。
同期と上手く馴染めず、省かれてたので孤立してました。
集まりとか大っ嫌いでしたから会社の行事を欠勤したりもしてました。
職場には一人でも気の許せる同期では無くても、話せる人の存在は必要だと思いました。
正直孤立することは寂しいです。
食堂のおばさんにも「社会に出たら合わせないといけない時もあるんだよ。」と言われました。
自分の本心は自分は人に合わせられない時もあるし、人が怖いでした。
欠勤も結構して会社にたくさん迷惑をかけました。

病みすぎて病んでることにすら気づきませんでした。
きっと分かっていたかもしれないけど、それを阻止する何かもあったのかもしれないです。
後に感じたのは、自分が相当病んでたのだと必ず思い知る時が来ます。
フラッシュバックみたいなものが後から襲ってくる時もあります。
だから無理はしてはいけないのだな…とボロボロになってから気づきました。でも、それでは遅いんです。
服薬をしたらカウンセリングを受けたら改善するとかそんな単純な話では無いからです。
心はもっともっともっと複雑なものだからです。
辛いことを積み重ねたら余計にです。それだけ深くなります。

私は、逃げるように会社を辞めました。
本当に無理になると電話するのも怖くなって暫くは携帯の電源を切ったりもしてました。
涙も自然と流れるし、過呼吸になったりもしました。
心配してくれる人は周りには居たけど、心の理解者ではありませんでした。

ハロワに相談しに行ったら担当の方が「あなた働ける状況じゃないでしょ?」と言われました。
臨床心理士さんと話す機会を与えてくれました。
過去に起きた話を打ち明けたら臨床心理士さんが泣いていました。
その時に人間って温かい人も居るのだな…と感じました。
それまではそんな人に出会ったことが無かったから嬉しかったです。
担当の方も息子さんが引きこもりになって心理系の勉強や講習会に参加したりもすると言ってる方で私に親身に向き合ってくれました。
その人と出会ってから世界の見え方も心の状態も変化した気がします。
本当は、家族に本音を言いたかったのですが…言える人達ではありませんでした。でも、家族にこだわる必要は無いとも思いました。

心の理解者という強い味方が一人でも居れば、人は立ち直れる時もあるのだな…と感じました。

会社を辞めた瞬間に出会った人達は温かい人達ばかりでした。
会社とは縁が無かっただけなのだと思いました。
担当の方は急遽、引っ越ししてしまったのですがずっと感謝してます。
本当にありがとうございました。

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