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「目的」を明確にすると、譲れるものと譲れないものがはっきりする

私は、仕事上
システムの設計書を書くときに
必ず「目的」を意識するタイミングがあります

システムを作成するには
「予算」と「時間」に限りがあるので

「目的」を意識しながら
今回のシステム化は、ここからここまで、と
システム化の範囲を記載します

そのときに判断基準となるのが
目的を達成するための「重要度」

なので、目的は
誰かに言われた通りに書く のではなく

目的を理解する
または、理解できる言葉になるまで
咀嚼して記載しないと
重要度(優先順位)の判断ができません

この考え方は、システムを作るときだけではなく
会社で起こる様々な出来事にも活用できるのですが…


例1:上司が動いてくれなくてものすごく頭にきた場合


・自分が怒っていることをわかってもらいたい
・上司や先輩に動いてもらいたい
のどちらが優先順位が高いのか?

仕事を進めることが目的ならば
上司や先輩に動いてもらう以外にも
選択肢があるかもしれませんし

この人は、どんな言い方をしても
何でもやってくれる、と思われているなら
時には 怒っている ことを伝える方が
優先順位が高くなるかもしれません

目的が明確になっていないと
考える前に、怒りをそのままぶつけてしまい
かえって目的から遠ざかるかもしれません

例2:新人スタッフと仕事をしたら時間がかかってイライラした場合


・教育するのが目的なのか
・納期までに仕上げるのが目的なのか
で、作業の内容も説明の仕方も変わってくると
思います

ここを間違えると、
「まだ終わらないの?」
「私がひとりでやった方が早くできたのに」
みたいなことを言ってしまうかもしれません

例3:悩み事(わからないこと)があって、いろんな人に相談した場合


多くの人の意見を取り入れようとした結果
いろんな人の意見に耳を傾けすぎて
どうしたらよいのかわからなくなったり
することもあるかもしれません

その場合は、すべての意見を取り入れようとせず
目的を達成するために、
今はどの意見を参考にするか
検討する必要がありそうです

まとめ

何のためにやっていることなのか、を
時々意識する(振り返る)ことが大切だなぁと思う
今日この頃です

最後まで読んでいただき、ありがとうございます


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