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今日を真剣に生きよ
先祖が繋いだ命をまっとうせよ
命の尊さ・尊厳、家族の愛・絆を感じよ
命をかけて国を守った青年たちの魂を忘れるな
すべてを失った教訓を活かし、もう一度頑張れ

知覧特攻平和記念館を見学しながら降りてきた言葉。

特攻隊をもっとも多く生み出した陸軍の基地、知覧。

鹿児島南部に位置し、本土で一番沖縄へ近い基地であったため、
終戦間際には多くの特攻隊員が青空へ命の華を散らしていった。

零戦になるのは、10代の少年兵たちもいる。
出撃戦死した、その総数は1036名。

家族のために、国を守るために、
泣きながら決死の覚悟で沖縄へ飛び立った。

知覧平和記念館には、特攻隊員が飛び立つ前日に書いた遺書・手紙、残した遺品など4500点が保存されている。

遺書を1通1通読んでいると、
若くして青空に散っていった同志の無念に心が苦しくなる。

エゴにまみれた現代で、
人生に迷った時、立ち止まっている時は、ここに来るといい。

命をかけて国を守ろうとした青年たちの魂の叫びを浴びて、
「このまま何もしないで人生終えよう」とはならない、なれない。

本気で生きよう。
一日一日を真剣に生きよう。
1036名の命を糧に。
今日できることをまっとうしよう。


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