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起業はリスクではないし、銀行口座を開設するのと同じくらい簡単という話

起業→リスク→「勉強してから」と言って、なかなか一歩を踏み出せないでいる人達のために書いた記事です。

▼この記事は、こんな人が書いています。

「いつかは起業したいと思っているんですが・・・」

最近、私のビジネスを手伝ってくれている人と話をしていたんです。

で、彼も将来は何してみたいの?とか色々話す中で、

「まぁいつかは起業したいと思っているんですが・・・」

とか、そういう話が出てきたわけですよ。

で、話を聞くと「これやれば一応食ってはいける」みたいなビジネスモデルが存在していて。

私としては「いやもうそれ、今、会社作ったらええやん。今でしょ。なう。

と思ったのでそう言ったんです。すると、彼曰く

「いや、でもなんかリスクとか?大それたことのような気もしますし・・・。もうちょっと勉強してからの方がいいような・・・。」

と。

めっちゃ分かる!!

だって、会社作るってなんか・・・

壮大なビジネスプランがあって、創業計画書があって、なんかすごく複雑な感じで、理解してないとあっという間にだめになるっていうか経営のケの字も知らない自分がやってつぶれて借金抱えてチーン!

会社ってなんか壮大な感じ

・・・みたいなイメージってありません?

私はそうでした。

でもそれは全く違いました。

私の起業時のストーリーはこれです。

2016年8月17日。私は神戸で、3つ年下の幼馴染と話していました。

幼馴染は言いました。

「オレ、起業しちゃった。」

おお!マジか!それって何なの難しいの?

「いや、全然。司法書士さんと話して、お願いしますと言えば作ってくれるよ。」

え、こいつに作れんの?じゃあオレも作れるんじゃね??
・・・という、人を見下す醜い心が私の素直な感想でした。笑

「それってオレにも作れるって感じなのか?教えて!」
「いいよ~とりあえずFP(ファイナンシャルプランナー)の人紹介するね。」

え、それどんな人なの?

「会社の経営とか一応知ってる人だよ。彼が、起業に当たって必要な人とかを繋げてくれるんよ。」

なるほど。会おう。と言うわけで2日後の8月19日。

「え?もうビジネスモデルあるんですか?え??もう回してる?じゃあ作りましょう。」

ビジネスモデルってほど大層なものでは・・・。家庭教師に毛が生えたようなもんですよ。

と言って、「オンラインで英語のコーチングをする」ということを伝えました。

そう。「事業計画書」とは、この一行のことです。

すると、そのFPさんは・・・

「いや、これ全然行けますよ!作りましょう、会社を!」

・・・と言われたので、家に帰って、「会社 個人事業主 違い」とググってみました。私の中でのまとめはこれ。

株式会社→最初に40万くらい、そして毎年7万円の税金がかかる。
個人事業主→覚えてないけど、最初はタダで毎年2、3万円くらいの税金だったような?

私の脳みそのキャパ的に分かった違い

詳しくは調べてみてくださいねー。

まぁ、株式会社は格好いいと思ってたので、毎年7万円で会社ができるなら全然OKかと思いました。

というわけで司法書士さんと会ったのが5日後の8月24日。

地元のお好み焼きを食べながら打ち合わせ。

「会社の名前何にしますか?」
→社名は「もし会社作るなら」と14年前に考えていた社名「ボーダーフリー株式会社」に設定

「定款はどうします?」
「定款ってなんですか?
「どんな事業をやるか、という書類です。」
→これは知り合いの起業家からもらったのをほぼコピーした

「社印は8,000円のとか30,000円のとかありますが」
安いやつをお願いします」

「以上です。来週お渡しするものができるので、会いましょう」

お好み焼き屋は打ち合わせにあまり向いていないことが分かりました。。

そして、一週間後の8月29日。この日、私は1年間オーストラリアに滞在するにあたっての移動日でした。

場所はミスド。こんな感じで、旅行の移動途中ミスドでできるぐらい、法人設立は敷居が高くありません。

打ち合わせはミスド。バックパックを背負って現れた私に、司法書士の人もびっくり。

この時の会話はこんな感じでした。

「え?今からオーストラリアに行くんですか??え??1年も???まぁ楽しんでくださいね~。とりあえずここにサインとハンコを。」

「・・・これで手続きできました。9月1日に設立ですね、おめでとうございます!」

会社設立の瞬間

以上です。

マジでそれだけ。

いや、もちろん他にも株式を何株発行可能にするかとか一株の値段を何円に設定するとかありましたけど、私には全く株価の設定方法とか株価設定の意味も分からなかったので、とりあえず設立日の株価は1円にしておきました。

どうやら株は好きな値段で売れるらしいです。なのでこれを1万円で50万株売ったら、えーっと?50億?ですね。誰か買って~。笑

で、株式会社を設立して思ったこと。

「あぁーこの感覚、銀行口座を作るのと同じだ」

そう。会社とは、事業でお金を儲けることを許される存在なんですね。
口座キープするのに毎年7万円かかりますけど、別にいいじゃないですか。

何が言いたいかって言うと、

「起業のリスクは年間7万円」

なので、そのリスクを機会を生み出すチャンスと思えるなら、もう何も考えずに作りましょう。笑

最悪うまく行かなくても、倒産させたら確実にネタになるというオマケつきです。

「昔、本当勢いだけで会社作ったことあるんだけどさ。倒産させたんだよねー」

この一言が言える状況を買うだけでも、初期費用30万+年間7万はオイシイと思いません?

(ちなみに倒産っていうとすごそうですけど、カネを借りなければ何も起きません。)

・・・ということを、その大学生に伝えたところ

「もう今月会社立てます」

とのことでした。

めでたしめでたし。

ちなみに、このノリで作った私の会社は2年後には年間2,500万円の売上と2,000万円の利益を上げ、その後億を超える売上を上げるまでに成長しましたとさ。

うまく行きすぎなケースだとも思いますが、振り返ってみれば「こんな要素があったかなー」と思うところもあるので、それはまた別の機会に!

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