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公務員試験ってどんな感じ?

 こんにちは!春から社会人の星野です。「子どもたちに勉強を教えてみない?」と誘われたのに生徒集めから始まってびっくりしたが、BORDE RFREEでの経験は学びが多く楽しかったです(笑)

 ところで皆さん、卒業後の進路は決まっていますでしょうか。民間企業や大学院など様々な選択肢があると思いますが、私は公務員という道を選んだので、公務員試験の体験記を書こうと思います。新一年生や現役メンバーで公務員試験を受ける方の参考になれば💦(全ての受験先に最終合格(ギリギリで)しているので(やや)信頼できると思います!)


公務員試験っていつから勉強するの?

A 人によります。

 こんな回答でごめんなさい。なぜなら、その人の志望先や学力レベルで大きく変わるからです。例えば、国家総合職など最難関試験に挑戦する場合は大半の学生が長期的な準備が必要です。また、公務員試験の科目の多くを占める法律を専攻している学生であれば、授業で法律勉強している分、公務員試験の勉強時間を削ることもできます。
 
 私が通っていた中央大学では、体感8割ぐらいの学生が大学2年生の後期~大学3年生の夏頃から勉強を始めています。早い人で大学1年生の冬、遅い人で大学3年の冬という感じです。個人的には、2年の夏から少しずつ始めることをおすすめします。(2年の夏からコツコツやればほぼ確実に間に合う。実力が足りなくても、試験本番まで2年近くあれば追い上げ可能)


公務員試験の科目は?

A 【教養科目】数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈、現代文、英文、世界史、日本史、地理、思想、文芸、数学、物理、化学、生物、地学、政治、経済、法律、社会、時事、など(※受験先によって異なります。)

【専門科目】政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則・物権)、民法(債権・親族相続)、ミクロ経済、マクロ経済、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学など(※受験先によって異なります。この中の科目からいくつか選択)

【論文】場合によっては、教養論文(受験先によってテーマは異なる)、専門記述が出題される。

 莫大な量に見えますが、専門科目は選択式なので実際覚える量はもう少し減ります。受験先によって必要な科目が異なるので必ず調べてください。
 
 
どの受験先であっても、数的処理、判断推理、空間把握、資料解釈、憲法、民法(行政法)は99%必須です。勉強を始める方は、出題数が多く、かつどの受験先でも使える数的処理、憲法、民法から始めましょう!これらの科目は出題数が多いため捨てると大事故が起こります。反対に、教養科目の世界史から社会は各数問ずつしか出ません。膨大な時間を費やしても、得点につながりにくいことには注意です。また、科目数も多いので捨てることも大事です。私は数学、物理、化学、生物といった理系科目はぜーんぶ捨てました(*^-^*)

 論文に関して、テーマは受験先により様々です。(必ず調べましょう)しかし、一貫して言えるのは社会問題について日頃から関心を持ち、自分の意見を持っていないと書けないということです。おすすめは、新聞や本を読む、自治体のホームページから政策を研究するなどして知識を付け、自分の考えを整理することが必要です。


やって良かった勉強方法は?

A ①隙間時間フル活用 ②数的処理は毎日やる ③間違えた問題は3回連続正解するまで解き直す。(※個人の感想です。)

①隙間時間フル活用
 3年の冬まで部活動があったため、電車の移動時間や空きコマ、バイト中の時間を活用していました。隙間時間のちりつもはデカい!

②数的処理は毎日やる
 出題数が多くどの受験先でも必須なので、数的処理を味方にできると合格率は大幅アップします。初めは1日3問からで十分なので毎日触れることが大事です。

③間違えた問題は3回連続正解するまで解きなおす。
 知識が十分に定着するのは、3回連続で正解した時!3回正解すれば忘れません。逆に3回正解できるようにしないと人間は忘れます!絶対に。


最後に ~しくじりと反省~

 公務員試験(筆記試験)は、圧倒的に努力が報われるタイプの超公平な努力型試験です。コツコツと継続することが大事かなと思います。とにかく最後までできることをやりきれば、結果がどうであれ後悔はありません!応援してます。 

 ついでに、私は1回だけ受験会場を盛大に間違えました。東京大学「駒場キャンパス」で試験なのに「本郷キャンパス」に行ってしまったんですね。ヤバ過ぎ。(おそらく人生最大の危機でした。)しかし!!!1時間前到着で見積もっていたので試験開始2分前に無事到着、そして合格できたのです!!!!!会場チェック(大学の場合はキャンパスがいくつかあるので要注意)と余裕をもった出発を心掛けましょうね💦




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