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多くの夫婦が揉める家事分担問題の原因は3つである。

家事分担を原因とする喧嘩。
どんなに仲の良い夫婦も一度は経験しているのではないでしょうか?
家事は毎日のことなので、不満が積み重なると夫婦関係に重大なヒビが入りかねません。

我が家も喧嘩たびに話し合いを重ねてきました。
これは、そんな私が考える家事分担で揉める原因の話です。

そもそも家事分担は必要か

「家事は気になったほうがやればいい。」

この考え方が家事分担にかかる夫婦喧嘩の根源だと私は考えます。
なぜなら、この考え方はお互いに余裕がある場合のみ成り立つからです。
仕事や育児などで忙しくなったら…。

仕事・育児のイライラ×相手の家事に対する不満=夫婦喧嘩

そのため、
「気づいたほうがやる家事」の殲滅
がとても大事であり、家事分担か必要な理由です。


家事分担で揉める原因①
家事の定義が曖昧である

「料理」「買い物」「掃除」「洗濯」etc
家事と呼ばれるものは無数にあります。
そして、お互いが違う文化で過ごしてきた夫婦にとって、それぞれが考える家事の定義も様々です。
例えば掃除が自分の担当になったとしても
・風呂、トイレも含むか
・皿洗いは含むか
・年末の大掃除も1人でやるのか
・玄関の整理は
・ゴミ捨ては
・排水溝の詰まりは
など一口に掃除といっても曖昧な点が多くあります。

後から思わぬ家事が足されたら不満を感じますし、とりあえずやってしまうのもストレスです。
ちなみに、これを放置すると「気づいたほうがやる家事」が増えたことになります。


家事分担で揉める原因②
相手の家事への口出し・手出し

「なんでこうしないんだろう?」
気持ちはわかります。
でも、任せた家事に文句を言うのは厳禁です。
言われたほうは
「じゃあそっちがやれば」
と100%思います。
自分でやり直す人がいますが、これは「気づいたほうがやる家事」と同種なので溜まると喧嘩の原因になります。
どうしても我慢できないのなら家事分担を調整するのが筋です。

家事分担で揉める原因③
環境の変化に対応できていない

夫婦の環境は日々変化します。
仕事環境、妊娠・育児、介護など原因は様々ですが、分担を決めたときと比較して家事以外に取られる時間に不均衡が生じると、家事分担について不満が溜まります。
この問題は家事分担の再調整をしないで相手がフォローしだすと「気づいたほうがやる家事」の増加に繋がるので注意しましょう。

逆に本人が自発的にやる行動で家事以外に取られる時間を増やし、家事分担を一方的に変えることはルール違反だと私は考えます。
例えば、「将来のために英語の勉強をしたいから家事はできない」と言われても、自分の空き時間でやってくれと思います。

自分では家族のためにと思っていても、相手がそう思っているとは限りません。
家事分担を変えてまでやりたい場合は、
将来的に家族のためになる!
ということをきちんとプレゼンして納得してもらいましょう。


結局、家事分担で揉めないためには

①家事の内容を細かく把握して分担を決める。
②分担を決めたら原則、口出し・手出しをしない。
③不都合を感じたらなんとなく調整しないで話し合いで家事分担を再び決める。

この3つをきちんとすれば、揉め事の多くを回避できると思います。

ちなみに、夫婦喧嘩は話し合いのチャンスです。

落ち着いたタイミングで時間を作ってしっかり話し合いましょう。






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