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主要エンタメ会社が提供する有名人との独占型ライブ配信サービスをソクラテスが比較

こんばんは。先日LINEが有名人と1対1で直接話せるチケット制ライブサービスであるLINE Face2Faceの8月ロンチを発表しました。

本日は同サービスとともに主要エンタメ会社が提供する有名人との独占型ライブ配信サービスをまとめて取り上げさせていただき、ビジネスモデルやサービス概要を比較させていただきたいと思います。以下3つのサービスについてご紹介します。

・SUGAR:UUUMが展開する。アプリ上で有名人と直接1対1で話せる。

・LINE Face2Face:LINEが展開する。握手会・トークイベントなどの有名人との1対1イベントをオンライン上で実現する。

・WACHAT:SONYが展開する。有名人同士のライブ配信サービス。

UUUMのSUGAR

ビジネスモデル:投げ銭

アプリの特徴:1対1の通話サービス

概要と仕組み:概要としては有名人とアプリ上で直接1対1で話せる+その様子を視聴できます。仕組みとしてはアプリ上でSUGARコインを購入→ギフトを購入→購入するギフト額に応じて有名人と1対1で話す候補者として当選する確率が高くなり、最終的には候補者が20人選ばれる→20名から有名人が1人選び、その人は有名人と1対1で話すことができます。

個人的には課金額と当選確率のアルゴリズムがUX上最適化されているかどうか、20名から1名というランダム性があるだけに当選した時にどれくらい密な体験(時間的にも交流内容的にも)できるかが気になるポイントです。

詳細は以下よりどうぞ!

LINEのLINE Face2Face

ビジネスモデル:チケット購入・物販・投げ銭

アプリの特徴:1対1の通話サービス

概要と仕組み:握手会・トークイベントなどこれまで有名人とファンとの1対1の関係性だったオフラインイベントをオンラインで実施するサービスです。もちろん実際のイベントであるようなCD・グッズ購入等もあり、さらにネット配信ならではの投げ銭型のオリジナル応援アイテム等も用意される予定です。

コロナ自粛期間においてイベントのオンライン化が加速しただけにポストコロナにおいてはこうしたサービスに類似したものが続きそうな印象です。

SONYのWACHAT

ビジネスモデル:サブスクリプション・投げ銭

アプリの特徴:ライブ配信サービス

概要と仕組み:既に紹介した有名人との1対1の関係を重視したアプリとは異なり、よりSHOWROOMや17Liveに類似した有名人のライブ配信サービスです。一方で、同アプリの最大の特徴は月額会員制の料金システムを設定することで有名人同士のクローズドコミュニティーを実現している点です。このことによってファンと有名人のコミュニティー意識を大事にする+心無いユーザーから配信者である有名人を護る意図があります。

テラスハウス出演者に対して匿名者による誹謗中傷が話題になっているだけにこの”ネットにおけるクローズドコミュニティー”の重要性は再度様々なサービスにおいて注目を浴びそうです。

本日も最後までお読みいただいた方ありがとうございました!コロナご時世でオンライン化が加速したエンタメ業界ですが、これからますますリアルとバーチャルのサービスがどのように共存するかが注目です。以下ライブ配信サービス市場についてまとめた過去記事も読んでいない方のために貼らせていただいてます。皆さんのご意見・感想・質問お待ちしております!!



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