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昭和レトロで回想法

こんにちは、ぼーんぐんです。

wbs経済ニュースを見ていましたら、昭和の暮らしで使われていた「レトロな道具」の新たな活用法を紹介していました。

ブラウン管テレビ、2層式洗濯機、ダイヤル式黒電話など、昔はどの家庭にもありました。

魔法瓶や、火鉢、食卓蚊帳も懐かしいですね。

またレコード盤から流れる懐メロを聴くとつい歌詞を口ずさんでしまいます。

こんな祖父や祖母の時代に使われていた生活用品を孫の世代が、もう使わないからと整理してしまいがちですが、少しお待ちください。

これらは単なるゴミとして処分するのではなくて有効に活用することが出来るんです。

みなさんはどのように使うと思われますか。

実は認知症療法「回想法」で利用できるんです。

回想法とは、心理療法の一つで主に高齢者を対象に人生の歴史や思い出を楽しく語り合うことだといいます。脳の活性化に役立つのです。

昭和レトロの道具は、その思い出話のきっかけになるのです。

馴染み深い道具に触れることで、自分がまだ若くて元気だった頃の思い出話で大層盛り上がり、同じ世代のコミニュケーションが盛んになるんです。

近未来、高齢者は2000万人にもなり、そのうち5人に1人は認知症を発症するとの予測があります。

昭和の暮らしのレトロな道具たちが、認知症患者の回想法で有効に活用できるのであれば、こんなに良いことはありませんよね。

人生100年時代です。

一見価値がなく無用なものに見えるものであっても、視点を変えれば他に取って代わることの出来ない価値のあるものになるのです。

もちろん昭和世代の"人"だって同じです。まだまだ部屋で燻っていてはいけません。

他に取って代わることのできない経験や存在価値があるのですから。

この世にはいらないものなど何一つないんです。さぁ、胸を張って笑顔で参りましょう。

みなさんは如何お考えでしょうか。

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