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出会う前に決まってしまう第0印象について考えてみた


ある人と関わる前に、すでに関わったことのある人からその方の印象や人物像を教えてもらうことってあると思うんですけど、そこで聞いていた話と実際に感じた相手の印象が全然違うことってありませんか。


私はこういう場面によく遭遇します。


事前にどんな人なのかを教えてもらうことで、心の準備ができる点では、ありがたい時もあるんですけどね。


そうでないことも多いです。


対象の相手と教えてくれる人の関係の深さによっても変わると思いますが、関わりが薄い時ほどここで生まれるギャップが大きいように感じます。


そうなってしまう原因としては、相手の情報を教えてくれた人の主観的印象が強く反映されてしまうからなんじゃないかと思います。

たまたまその時に出てしまった一部分だけを見て、その人はこんな人と決めてつけてしまうことがあるんだと思います。


実際人の印象なんて、そんなもんだと思います。



例えば新入職してくる人がいた時に、それまでの経歴とか、年齢とかで

ある1人の人が

こうこうだったんなら、こうなんじゃない?

っていう想像からの一言を言ったら、それが広がってしまって、勝手にその人が作り上げられていくんだと思います。

実際、私も前職に就いた際に、職場の方からいきなり


shiroさんって


「前パティシエだったんですよね」

と言われたことがあります。



そんな経歴は1ミリもありません。


美味しいスイーツは作れません。




でも、こんな風にありもしない事柄が事実として広がってしまうんです。



たぶん、そういうのを想像するのが楽しいんですよね。


会ってもいない人の一部の情報から勝手に印象が作られていく第0印象は本当に理不尽で怖いなって思います。  


会ってもいないのに、私が知らないところで、私が勝手に作られているんですよ。

こんなことを実際に、自分がされたら凄く嫌ですよね。



今回の話に限った話ではないですが、自分の行動でよくないところって気づきにくいじゃないですか。でも、人はよくそれを見せてくれると思うんです。


だから、それはいいきっかけにしていきたいなって思います。


何か嫌なことを言われたり、されたり、それを見た時は、落ち込んだり傷ついたりするんじゃなくて、自分は絶対にしないようにしようって思うんです。


自分が誰かを傷つけてしまう前に、気づけてよかったんだなって思うことにしたいです。


色々な人と関わることは本当に疲れますが、よくも悪くもたくさんのことを教えてもらえるなって思います。



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