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「無心で遊ぶ」のpowerfulさ:コルクラボ合宿2017の気づき

ええ歳こいて、無心で遊んだ1泊2日の合宿。

よく練られた濃密なアクティビティーを、複数体験して、夢中で遊んで、終わって気づいたのは、「あら?仕事も遊びも区別がない気がしてたけど(仕事で遊んでるかのように楽しく仕事させてもらってると思ってたけど)、本当の意味で遊んでなかったのかしら?」ということ。

大人になると、遊ぶこと、遊ばせてもらうことって減る気がしてます。

その前提からいうと、ものすごく贅沢な時間をいただいた印象。

そして、副産物として「一緒に遊んだみんなと超仲良くなる」という恵み。

community produce上の気づきを大いに得た2日間でした。関係者の皆様、ありがとうございました。

(夏の終わりのスマイルひまわり@ソレイユの丘(カレー合戦したとこ)

【忘れないうちに幾つか気づいたことをメモ】

・「遊ぶ」のパワフルさ

今回の合宿で体験・体感したことを、どう表現しようと考えていた時にまず浮かんできたのは「遊ぶ」ということに対する罪悪感、でした。

自分は多分、子供の頃から「遊ぶ」ことに対してどこか後ろめたい、罪悪感のようなものを感じていて、それは今に至ってもある程度の影響を与えてきているように思います。これは育った環境や親の価値観、自分の資質、いろんなものが積み重なって生まれた心情かと思いますが、そこを思い起こせただけでも、「無心で遊ぶ」ことができてありがたい気持ちになってます@45歳。

日頃考えない、そんな心理的に「深い」とこに行き着いた点でも、自分にとって「無心で遊ぶ」のパワフルさを感じた2日間だったようです。

(合宿所のオーシャンビュー)


・「無心で遊ぶ」の効用

一緒に遊んだコルクラボメンバーと仲良くなりました!距離が近づきました。ある種の「身内」になりました。この感覚は、ビジネスや仕事の場では、すごく長く、または濃密な時間を一緒に過ごさないと得られない感覚です。

合宿では、1つのアクティビティーでも同様の「身内」感が生まれた気がします。なんだろう?この感じ。


・「大人が遊ぶ」に必要なもの

誰かが懇切丁寧に「お膳立て」してくれたからこそ、純粋に余計な心配や配慮をせずに遊びに集中できる。「良い遊び」には、必ずそんな構図がある、としたら、今回はそれがありました。各アクティビティーの担当者の専門性(オタクぶり、熱狂ぶり、探求ぶり=愛)、参加者の「楽しもうぜ〜」空気、サポート運営サイドの皆さんの配慮、すべてが渾然一体となって、参加者が余計なことを考えずにただひたすら、脱出ゲームやウォーターサバゲーに興じたのでした。これが大人になって(特に40代になって)得られるのはとても稀有なことなのではと思いました。ただひたすらに、感謝!

(合宿所の緑。晴れ男晴れ女の集団は、朝の雨をものともせず、快晴を実現)


・面白法人カヤックさんの理念への共感

特別講師としてカヤックの柳澤さんに参加いただきました。「つくる人を増やす」という経営理念にうたれました。まさに!自分が仕事を通じてやりたいことは、そう表現できるのか!言葉ってすごいなあ。

自分はアイデア創発ワークショップのデザインやファシリ、新規事業立案のためのディスカッションパートナーを期待されることが多いのですが、それもこれも、この(言い訳せずに)「つくる側の人を増やす」に尽きます。

環境のせい、上司のせい、業態のせい、業界のせい、(アイデアを出さない)従業員のせい、(死ぬ気でやらない)スタッフのせい、そんな声をたくさん聞く中で、言い訳せずに、自分以外の何かのせいにせずに「何ができるか、どうできるか」をただ考え、「つくる側」の人であり続けること。

そういう組織の、そういう個人の状態を目指して、自分はイノベーションコーディネーターやってるんだなあとつくづく実感した次第。

柳澤さん、ありがとうございました。大いに気づきをいただいたレクチャーでした^^。

(メンバーAさん作成の特製コルクラボコルク。アクティビティーの優勝者がもらった商品。今過ごしている時間を象徴する大事なグッズとなりました^^)


【まとめにならないまとめ】

コルクラボのテーマの一つに「さらけ出す」というのがあるんですが、自分の今の状態を「仕事がうまくいっているので、わかった気になってきている」ヤバイ状態だと思っていて、それを壊して、stay hungry, stay foolishでいさせてくれる場にい続けることの必須さと重要さを実感しています。

今回の合宿のキャッチコピーは「弱みを愛嬌に変える」

自分の弱みを自覚して言語化して、それをいかに意味のある「味」に「愛嬌」に変えていくか^^。


また、IDEO Uで学んだ

"If you want to inspire others, you need to stay inspired."

を思い出しつつ、本当に自分が好きなこと、本当に自分がやりたいこと、の言語化にトライしつつ、9月以降も進んでいきたいと思いを新たにしました。

さて、いかに「無心で遊ぶ」か。しばらく意識して生活してみます^^。

(ひなさんの作ってくれた朝ごはん。美味しかったー^^)

(朝ごはんを炊いてくれた鎌倉・逗子エリア出張ケータリング「ひなや」のひなさん。とてもよいご縁をいただきました。ごちそうさまでした)

(我らがサディーキャプテン笑顔とメンバーAさん一押しの「至福のキレ」^^)



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