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やっぱりブロードウェイって素敵だなぁ!と思った深夜のこと。

家族が寝静まったあと、大好きなアイロン掛けをしながら、ノンアルビール飲みながら、トニー賞の授賞式の再放送をwowowライブで鑑賞。

6月の授賞式当日には生中継、ライブ配信されたらしい。
その時字幕があったか、は分からないけれど、録画再放送の今回は授賞式全て字幕あり、でした。

アカデミー賞とかはよく話題になるし、受賞すると、映画館に「アカデミー賞◯◯賞受賞!」なんて書き出されたりします。
でもトニー賞ってそんなに話題にならないので、今回初めて観たのですが、、、。

表彰だけでなく、作品賞にノミネートされた演目の一部分がその場でパフォーマンスされるのねー。
知らない演目ばかりだけど、クラシカルな劇場を舞台に、本番ブロードウェイの舞台演技が観れちゃう。
ミュージカル好きにとってはすごく贅沢な話。

映画のアカデミー賞は、ロードショーとかいろんなことが一通り終わったタイミングで表彰式になる、振り返り総括みたいな感じ?
日本では現地より少し遅れて公開になることが多いから、受賞のタイミングでちょうど公開されてたりするから、話題にもなりやすいみたい。

それに対して、トニー賞は、今現在上演されてて、しかも1番の繁盛期である夏を前にしての授賞式だから、トニー賞を受賞したことで注目され、観客が増える、ってこともあるとか。だから、授賞式はすごーく力が入るらしい。

でも今回は、脚本家さん?の団体のストライキ?の影響で、式典そのものが台本なしで進められたとのこと。あれだけの人が動く流れもプレゼンターの言動もスピーチもアドリブだなんて、、、やっぱりすごいなぁ。

スピーチもスポンサー向けや政治的な発言より、すごく温かい言葉が多かったように思います。
ちょうど観てたのが、ミュージカル助演男優賞の発表。
「男優」だけれど、受賞した俳優さんはゴールドのドレス姿。

アレックス・ニューウェルという方で、スピーチで「自分はクイアでノンバイナリー。(自分のように)美しくなくても、太っていても、どんな自分でも必ず居場所はある」と。

こんな素敵なスピーチが、こーゆー授賞式で語られるなんて、やっぱりすごいなー。
最後まで観れなかったので調べてみたら、主演男優賞も、ノンバイナリーの方が選ばれたらしい。
そのうちこういう「男優」「女優」っていう言い方も変わっていくのかもしれませんね。
(そういえば最近、テレビや雑誌などでも女優さんを「俳優」と表現することが増えてる気がするし。)

新しい演目だけでなく、旧作の再上演を対象とした賞もあるらしく、「シカゴ」のパフォーマンスがあったり、「キャバレー」の名が出たり、、と、やはりミュージカル好きには楽しい番組でした。

3年前、ブロードウェイで「アラジン」を観た時は、聴覚障害者用の機材を借りて、英語キャプションで観ました。私の拙い英語力ではセリフひとつひとつはよく分からなかったけど、舞台の迫力そのものに惹きつけられたことを思い出します。

彼氏、じゃなくて息子と行ったブロードウェイ2020年

もっと英語が分かるようになって、いつかまた観に行きたい!
wowowのおかげで楽しい時間と、新しい目標ができた!

ただ、、、
番組ナビゲーターがミュージカル俳優・井上芳雄さんと宮澤エマさんで、途中で、市村正親さんとのトークがあったのですが、慌てて、udトークセットしたものの、間に合わず!!字幕ありだったのに、油断してた!!
現地在住の演劇ジャーナリストの方からはもしかしたら何かこぼれ話とかもあったかもしれないし、ここも字幕があればなぁ、話、聞きたかったなぁと思う私でした。

ともあれ、これまでケーブルテレビの番組ガイドの中の一部だったwowowプログラム。加入したことで別途きちんとしたガイドが届いたので、良さげな番組探して観てみよーっと。

wowowから届いた月刊プログラムガイド誌

それにwowowの演劇とかに関するX(旧Twitter)アカウントまで見つけてしまった。

ますます、テレビの前にいる時間が長くなってしまいそうだなぁ。
まっいいか、「芸術の秋」だしね。

追記:
wowowさんのnoteも見つけてしまいました。 

数年ぶりに加入したwowowに、どっぷり浸りそうです(笑)

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