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椎間板ヘルニア

春ごろから腰の痛みがひどくなってました。

ブランカの添い寝で、生活が不規則だったり、床に寝たりしてたせいだと思ってました。

でも、ブランカを見送ってからも、痛みはだんだんひどくなり、ベッドで寝ていても痛くて、ソファーで起きた姿勢のまま寝たり、、、。

温めたり、冷やしたり、、

ストレッチしたり、マッサージしてもらったり、、

でも一向に良くならない。

そしてとうとう5月の終わり、深く息をするだけでも痛くて、動けなくなり、休日診療に連れて行ってもらうほどまでに。

とりあえず、痛み止めの点滴で抑え、後日、MRIの結果、椎間板ヘルニアと判明。

かなーり出っ張ってて、素人目にも神経に触ってるのが分かるくらいでした。

それから2ヶ月、薬と腰痛ベルトで安静、、の保存療法。たいていはこれで良くなると言われ、、。確かに寝ていれば少し痛みが収まる。でも、外出もせず、日常の動きだけでも振り返し、足の痺れまで出てきてしまいました。でも、訴えても薬が増えるだけ。

まぁ、何年も椎間板ヘルニアと付き合ってる、という人もいるし、仕方ないのかなあ、と思いつつ、でもこんな痛みが出るなら、何もできなくなっちゃう、、と悩んでました。

そんな時、たまたまマナが手の痺れを訴え、区内の脳神経外科でMRIを撮ることになり、せっかく行くなら、そこの整形外科で私も診てもらおうかな、と。

まぁ、「セカンドオピニオン」っていう気分で。

結果、マナのMRIは全く問題なしでホッ。

で、私。やはり椎間板ヘルニアは間違いない。

「こんな状態でよく我慢してたね」と言われ、涙が出そうでした。大学病院では、休日当直からの流れか、「スポーツ整形」の若くて、絶対「元体育会系」っていう感じの担当医。治療の方法も見通しも、こちらが聞いたらなんとなく答えてくれるだけで、なんとなく、「たかが腰痛」と思われているように感じちゃって、付き添ってくれてたユーナですら「なんか心配」という感じだったのですが、この、「たまたま」「ついでに」診てもらったドクターが脊髄の専門医!!

まずは、腰痛ベルトではなく、きちんとしたコルセットを作り、薬も変える、そして椎間板ヘルニアの新しい治療法「ヘルニコア」なども検討する、ということになりました。

まさに、道が拓けた感じでした。

ちなみに「ヘルニコア」というのは薬の名前で、それをヘルニア部分に注入して飛び出し部分を溶かす、まだ始まって数年の新しい治療法らしいです。

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http://www.tmuortho.com/sekitsuiblog/herunikoa/

これまでの、保存療法がダメなら手術、の2択ではない新しい治療法で、それならたとえ入院しても短くて済むし、局所麻酔なら負担もリスクも低い。それができる先生との運命の出会いだ!と思いました。

コルセットができる1週後の外来までに家族で相談し、処置してもらう日を決めよう!

そんなふうに話しながら優奈と帰宅しました。良くなる道が見えてきて、痛みは変わらずとも、なんだかホッとした気持ちでした。


が、残念ながら、ヘルニコアによる治療は断念することになったのでした。


(つづく)



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