見出し画像

先生スイッチの真逆【失敗談】

先日は、所属する教育系フリーランスの「しょくいんしつ」では先生スイッチに関するテーマでポッドキャスト収録を行った。

翌週には関連エピソードが公開予定、バックオフィスの私はMCトークを聞きながら「プライベートスイッチ」を押したことによる失敗を思い出した。オンラインではないと思うが、後学のために紹介する。

素を出すときは気をつけて

「…あれ、せんせい?」とトンデモナイ場所で

まだオンライン家庭教師で月額40-50万稼げていたころ、まだ20代後半だったころ。

正直、休みはなかった。車で一日の走行距離は100kmを超えることもざら。だけど元気や娯楽に対する意欲は有り余っていた気がする。(のちに大病することもしらず)

その日も、家庭教師が共用する教室の鍵番だった。新人の先生が使用していて、その先生にはすべてを任せるのは上層部が否定的だったからだ。だから、いちおう5年以上の活動歴がある私が鍵を任された。

新人先生がレッスン終わったら鍵を閉める。それまで暇。

そんなときに、調子にのってゲームセンターに行ってしまったのが失敗の始まり。そこで声をかけられた。…生徒のひとりに

ガンシューティングは得意だったのが裏目

当時はハウスオブザデッドというゲームが出たばかりで、プレイすると人だかりができる。全員が興味津々で、プレイヤーは自分より上か下かを値踏みする。

昔はメガネをかけていて細身、すぐ眠れる「の〇た君」みたいだった私はガンシューティングが得意だった。(あのキャラは銃の腕前がすごい)

ひとりでドンドン、襲い掛かるゾンビやモンスターを撃破していく。
まわりはザワザワ、そしてステージも最終局面。

気づけば、おとなしそうな男の子がいた。
「…あれ?、せんせい?」

よくみれば姉弟で教えている生徒だった。
この子はともかく、お姉ちゃんがいるとまずい

「お姉ちゃんいないよね?」と言いかけたとき、
弟君は消えていた。

隣接する廊下の奥から響く足音と呼び声「先生~!」

囲む人込みをかき分け、大きな声でお姉ちゃんがやってきた。
ここで、先生はやめてと言おうとしているのに
「先生!」
「え、先生、これやってんの!」
と先生を連呼する。

周りも
「え、あいつ、先生なん?」
ヤンキーぽい集団から笑い声

赤面する私をクスクス笑う声がちらほら

そうなるとゲームに集中していられない
あっけなくゲームオーバーになってしまった。

騒ぎを大きくした本人は
「私ら、ボーリングに行くし、またね~」
と、あっという間にいなくなってしまった。

次にゲームをしようと並んでいる人と目が合い、そっと離れる私。
やらかした。

まとめ:生徒や保護者に会う可能性は念頭に置く

今回は、私が若かりし頃、やらかした失敗談を紹介した。

先生だって人間だもの、息抜きしたいときはある。仮に「先生スイッチ」でイメージを作っている先生は、それを解除する場所も意識した方がいい。

他にも家庭教師するご家庭に行く前にトイレを借りに入ったパチンコ屋で保護者と遭遇し、勘違いされかけたときもある。

ちょっとした出会いでイメージは変わる。気をつけよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?