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根拠のない予言がなぜ実現するのか?を正しく活かす~社会心理学に学ぶピグマリオン効果~

おはようございます。

本日はこちら

の中から改めて勉強になったことをご紹介します。

根拠のない予言がなぜ実現するのか?

例えば、Aさんが「あの会社を潰してやろう」と思い、根拠のない噂を流したとします(例えば、あのお店は近々税務署が調査に来るらしいからそろそろ潰れるじゃないか、等)。

そうすると、周りの人々が行くのを控えてしまい、実際に倒産してしまう。

こういった、根拠のない予言が、実際に起こってしまうことを

予言の自己実現

といいます。

言葉を発することで、実際に周囲の行動が変わってしまうために起こることです。

悪い例を出しましたが、いい例でも使えます。

ピグマリオン効果

先ほどは悪い例を出しましたが、逆に良い例にも使えます。

これが

ピグマリオン効果

です。

本から引用すると

期待されている人が、その期待どおりに物事を成功させること

です。

実際に行われた実験をみると、

同じ能力の子でも、この子はデータ的に伸びやすい子供です、と教師が聞かされた子供の方が成績が伸びやすい。
→そう聞かされた生徒には教師がより期待を込めて指導するため

というものです。

これはビジネスの場でも活かされます。

特にチーム作りのときです。

特に上の立場の人達が、自分のチームメンバーや部下に

期待されている

ということを班長たちに伝えることでチームはどんどん良くなります。

ネガティブな声かけを続けるのではなく、

ポジティブな期待の声かけを続けていくことでチームはどんどん良くなります。

そして、個人的な感想ですが、ポジティブな期待の声かけを続けると、自分にもその声かけが返ってくるようになります。

是非意識して今日も生活してみてください!

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