本屋開業日記 その5
3月になりました。
物件の鍵も預かり、自由に出入りできる状態になりましたが、ここから先はじっくり進めていくことになったので、内装などの作業にはまだ取りかかっていません。
僕自身もまだ週5で仕事をしているので、仕事終わりに店に寄ったりしながら、電気や水道の申し込みをしたり、火災保険の申込みをしたりと、細かなことをやっています。
昨日は物件を借りて最初の休日ということで、少しだけ掃除をしに行ってきました。前に載せたのと何も変わってはいませんが、改めて建物の中を。
まだなにもない空間。右側のドアが入り口ですね。
入口側から撮った写真。右側の窓は開けても隣の建物の壁があるだけなんですが、奥の窓を開けると…
小学校の校舎が見えます。1階は1年生の教室みたい。平日の昼間にはまだ入ったことがないんですが、子どもたちが勉強してる様子が覗き見出来るかも。良いロケーションです。
この日は、窓やキッチン、トイレなどをぼちぼち掃除して帰宅。3時間ほどいましたが、日当たりは良くて、なおかつ壁面なんかには日光が直接当たらなそうなので、本を並べるにも良い空間になりそう。どんな店ができるか楽しみだなあと半分他人事のように思いながら家路につきました。
今日はこれから、新刊書籍(古本ではない新品の本)の注文を始めていきます。商品が確保できたらオンラインストアにもアップしていきますので、もう少しお待ち下さい。
これまで古本しか無かったので、「古本と新刊」という店名がようやく本物になります。こういうのって「タイトル回収」って言うのかな?
最後に一つだけ。何日か前に初めて知ったんですが、僕が借りているこの建物、以前は1階に本屋さんがあったらしいです。
この写真の緑のテントの上がこれから本屋になるところ。そして、左下のだし巻き玉子の店があるところが、何十年か前は本屋さんだったらしいのです。ここを管理している不動産の方に教えてもらいました。
かつて本屋さんがあった場所で、また本屋さんをやれる。最高です。
それにしても、前にあった本屋さんのことが気になって仕方ないです。何時から何時までお店があったのか、どんなお店だったのか。店がオープンしたら、来店してくれた地域の方から、前あった本屋さんの話が聞けたりするかもしれないと思うと、俄然楽しみになってきました。
また何かお知らせできることがあればここで。それではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?