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今週のおすすめ本 vol.6

店舗とオンラインストアで取り扱っている本から、おすすめのタイトルを紹介するマガジン「今週のおすすめ本」。

今週のテーマは、『音楽と漫画』です。音楽などのカルチャー本やコミックは、私自身が個人的に好きなのもあり、店でも多く取り扱っています。その中から、「音楽をテーマにした漫画」というくくりで何作品かご紹介したいと思います。




◎高妍『緑の歌』

”『風をあつめて』は私が高校生の時に聴いた曲だ”

そんな冒頭から始まる「緑の歌」は、台湾を舞台に描かれる、少女・緑(リユ)の恋物語。音楽や小説など、日本の文化が大好きな緑。『風をあつめて』といえば、はっぴいえんどの名曲。物語の後半には、そのはっぴいえんどのメンバーである細野晴臣さんのコンサートに参加するシーンなどもあり、音楽好きな方に特におすすめしたい1冊。上下巻完結です。


◎毛塚了一郎『音盤紀行』

さまざまな時代と場所で繰り広げられる、レコードにまつわる物語。現在も連載中の作品ですが、基本的に1話から数話で完結する話が多いので、どこから読み始めてもOK。
この作品をきっかけに、著者さんは「レコードの日」のメインビジュアルを担当したり、カーネーションの直枝政広さんとのトークイベントを開催したりと、活躍の場を広げています。
2022年には、うちでサイン会をしていただいたこともある作家さんです。


◎毛塚了一郎『音街レコード』

こちらは、『音盤紀行』よりも以前に制作していた個人出版の作品をまとめたものです。7インチレコードと同じサイズの正方形というこだわりの半径に、レコード愛を感じます。


◎大橋裕之『音楽と漫画』(古本)

今回のテーマにズバリなタイトル。映像化もされ、大橋さんの名を世に知らしめた作品と言っても良いのではないでしょうか。
現在は、カンゼンから『音楽 完全版』として再リリースされていて、こちらの太田出版のバージョンは絶版になっています。


◎藤原カムイ『RECORD』(古本)

音楽をモチーフにしたSF的な設定が面白い、1巻完結の作品。扉絵にレコードジャケットのパロディがいくつもあり、音楽好きにはニヤリとしてしまいます。


今回はここまで。

取り上げた本は、店頭、オンラインストアで販売しています。在庫数は限られているため、売り切れの際はご容赦ください。
本の取り置きや、在庫がない本の取り寄せも承りますので、お気軽にお申し付けください。それではまた次回。


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