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【オンラインショップ更新】クリスマス特集③聖夜に読みたい物語

三週にわたるクリスマス特集も今回で最後。
最終回は聖夜に読みたいクリスマスの物語を紹介します。


商品はすでにショップに掲載されていますが、販売開始は今夜21時です。
さっそく紹介していきます。

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「おおきいツリー・ちいさいツリー」

ロバート・バリー 作
光吉夏弥 訳
2000年10月5日 大日本図書 発行

表紙に描かれているのは、天井につかえたおおきなクリスマスツリー。
ウィルビーさんのお屋敷に届いたそのツリーはおおきすぎたので、執事のバクスターがツリーのさきをちょんぎったのです。
ツリーのさきは、こまづかいのアデレードの部屋のツリーになりました。彼女がそのツリーをテーブルに飾るとまたもや天井につかえたので、ツリーのさきをちょんぎって──おなじことが繰り返されてツリーのさきは、庭師の、くまの、きつねの……たくさんの家のクリスマスを彩るツリーになりました。

シンプルなくりかえしの技法を使った心あたたまるクリスマスのストーリーです。


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「サンタクロースがやってきた」
グランマ・モーゼズ 絵
クレメント・C・ムーア 文
倉橋由美子 訳
1992年12月10日 JICC出版 発行 

「子供たちはベッドにもぐって すやすやと眠っていました
頭の中をかけめぐるのは シュガープラムの夢でした」

サンタクロースがやってくる夜。

国民的画家グランマ・モーゼズが絵を、詩人のクレメント・C・ムーアが詩を手がけた、アメリカではとても有名な絵本です。

雪のつもった街をトナカイのひく橇でいく、真っ白なひげのサンタクロース。

「子どもたちが思い描くサンタクロース」のようすを丁寧に描写した、夢あふれる一冊です。


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「サンタクロースと小人たち」
マウリ=クンナス 作
いながき みはる 訳
1982年 偕成社 発行

オーロラの見える国、フィンランドにはサンタクロースの村が実在することをしっていますか?

フィンランドの絵本作家マウリ=クンナによるこのクリスマス絵本は、フィンランド北部のコルバトントリという山でクリスマスの支度をするサンタクロースと小人たちを描いたお話です。

小人たちはサンタの村でどんなふうに暮らし、世界中の子どもたちに配るプレゼントを用意しているのでしょうか。
カラフルでポップな作風がかわいらしく、開くだけでわくわくするクリスマス絵本の名作です。


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「リトル・エンジェル」
ジェラルディン・マコーリン 作
イアン・ベック 絵
たきのしま るな 訳
1996年11月 文溪堂 発行

クリスマスの夜、イエスさまがうまれる影で出会ったふたりの物語。
ひつじかいのみんながイエスさまに会いにでかけるあいだ、たったひとりでひつじのばんを頼まれたミカと、木にひっかかってほかの天使たちに置いていかれてしまった「ちいさなてんし」は、ともに助け合って危機を乗り越え、ベツレヘムでうまれたイエスさまに会いにいきます。

雪ふる聖夜の物語を描いたジェラルディン・マコーリンとイアン・ベックは、ともにイギリスを代表する絵本作家。
読み終わったあとには夜空を見上げたくなるような、すてきなクリスマスのファンタジーです。


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「クリスマスものがたり」
フェリクス・ホフマン 作
しょうの こうきち 訳
1975年10月10日 福音館書店 発行

スイスを代表する絵本作家、フェリクス・ホフマンがその生涯で描いた最後の絵本。
ホフマンには以前グリム童話「ねむりひめ」について書いた時に少し触れました。

晩年のホフマンによるうつくしい絵で読む、聖母マリヤが大工ヨセフとともにベツレヘムをめざして旅をし、辿りついた馬小屋で救い主──ナザレのイエスを産んだ、ユダヤの国につたわるクリスマスのはじまりの物語。

ぜひ手にとってみてください。

クリスマスまであと一週間。
この土日にご注文いただいたぶんは余裕を持ってクリスマスまでにお届けできるかと思います。
お急ぎの方はおしらせいただければ可能な限り対応いたしますので、個別にお問い合わせください。
(なお、12月30日〜1月7日はお正月のため発送業務はお休みになります。よろしくお願いいたします。)

オンラインショップでお買い物をされたお客様には購入特典として、わたしの個人的な読書記録をまとめたzine「なにかよむもの」を一回のご注文につき一冊同封してお届けします。


なお、ただいま期間・数量限定でzineのみのご注文も受け付けています。

zineのみの通販は今年いっぱいで終了しますので、気になる方はぜひおはやめに。ご注文にはまだしばらくおつけできます。

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新商品は本日21時よりご購入いただけるようになります。


今週末もご注文お待ちしております!

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