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今日、本を読んでいて「なるほど!」と腑に落ちました。そのときはそれで満足したのですが、夜になってから「理解する」という言葉と「腑に落ちる」という表現について違いがありそうだと疑問がむくむくと湧き上がりました。

「理解する」というのは、いわゆる学校の勉強のような感じで、知識や理論を頭の中に入れた瞬間を表した言葉だと思います。

それに対して「腑に落ちる」というのは、学ぶ前に自分の体験的知識として頭の中に入っていたものや、疑問を持って考えていたことに対して、読書などで得た知識が融合して起きる、深い理解を比喩で表した言葉ではないかと思います。

「理解する」も「腑に落ちる」もとても素晴らしいことだと思いますが、店主的には腑に落ちて「なるほど!」と思うときの方がより崇高なことだと考えています。また、そのように驚いてくれる人の方がより好感が持てます。

つまりは、理解力が高い人は優秀ではあるかと思いますが、常に疑問を持ち考え続け、「腑に落ちる」驚きを獲得する人の方が人を惹きつける魅力がある。そして、常に考え続ける力があるような気がします。

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