見出し画像

欠点が存在する「部活指導員」というシステム

昨日、部活指導員の件で市議さんに相談しました。相談したのは地元出身の酒井 ごう一郎さん。市議会議員は沢山いれど、なぜ彼に相談したのかというと、過去にブックスミタカをご利用いただき、Instagramで古本屋をご紹介いただいていたからです。(店主は無党派。自民党支持ではありません)

で、肝心の相談した内容は地元柳沢中の部活指導の件です。「予算の都合で、試合の引率が出来る部活指導員が増やせない」という問題が出てきたからです。

これはどういうことかというと、部活指導員は2つの登録方法があり、1つは顧問の代理として、単独で活動できる部活指導員(時給1500円)。そしてもう1つは顧問をサポートするのみの部活指導員(日給1500円)です。

そして、店主は他校でも指導をしているので、とりあえず後者の顧問をサポートするだけの部活指導員として登録していました。当時は部活動が崩壊していましたし、部員も40人いてほぼすべて初心者という事で問題はありませんでした。

しかし、少しづつ部活の形が出来てきてくると、向上心がある生徒より「練習試合をしてみたい!」という要望が上がってきました。しかし顧問の先生は仕事が忙しい。そこで、店主が古本屋が開店するまでの時間に引率できないかという事になりました。保谷中と柳沢中の練習試合であれば、店主の負担もありません。

そこで顧問の先生が、店主の部活指導員の登録を、「顧問をサポートする」から「顧問代理」へ変更をしようとしたところ、「予算を使い切ったから無理」という返答が西東京市の教育委員会からありました。

しかし、どうやら他の東京都の市町村の中には、余っている予算を使いまわし、子供たちのために柔軟に部活を運営している地域もあるそうです。でも、西東京市はダメ。そこで、政治家の先生にお願いしたら、話が進むかな?という事で相談させていただきました。

そして今日、その返答を頂きました。

酒井さんが仰るには、「西東京市の部活指導員は1校につき1人まで登録できないという決まりがある。現在、バスケ部に顧問の代理となる部活指導員がいるので、新しく顧問の代理となる部活指導員は登録はできない」ということでした。

なるほど。1つの学校に部活指導員は1人まで。さすが西東京市は違いますね。学校には部活動はいくつあるのかな?想像のうえを行く返答でした。そして、残念ながら市議会議員さんの力ではこの問題を解決できないということでした。

ただ、解決策の1つとして、「顧問のサポートをする部活指導員が、練習試合の引率ができるようにシステムを変えることは出来るかもしれない」という代案を検討してくれることとなりました。ええ、ぜひ子供たちのためにもそうしてください。

ということで、老人が集まる場所には沢山税金をつぎ込んだとしても、子供たちにはお金を使うことには消極的。現代社会のシステムの不都合を目にする機会となりました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?