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とりとめのないこと2021/11/19

月見ばと契りおきてし
ふるさとの
人もや今宵袖ぬらすらむ
西行法師 新古今和歌集

次の皆既月食が長時間観れるのは、600年後らしい。
そのとき、この地は海に侵食されているのであろうか。
海辺で誰かと月を眺め、想いに耽り、和歌を詠む人など残っているのだろうか。

薄月夜
影あたらねど
潮騒に
照りて立つるは
愛しき誰が人
卍丸 珍古今和歌集

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