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雨の中の読書会/東京・初台オフ①2016.8.27 レポート

== 雨の中の読書会 ==
東京・初台オフ①2016.8.27 レポート
■ 場所:
「コズミックダイニング・ガイラ」(京王新線初台駅下車)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13009248/
■ 日程:2016年8月27日(土)
■ 参加者:10名(男性4、女性6)
・今村(主催) ・エモリ ・アヤカ
・たこちゃん ・たかはし・ナカノマン
・MI ・やぎねえ ・ユカカ ・まりこ
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【1】東京・初台オフについて

初めて「コズミックダイニング・ガイラ」という初台にあるお店で開催となったのが、この2016年の夏だった。
とても良い空間で、読書会(語り合い+お酒を飲む)を行うには、最適だった。結果として、このあとも複数回開催させてもらっている。

場所だけでなく、メンバーのひとりである、エモリさんに、この初台オフでは色々と手伝ってもらっている(ひとりで行うのと、相談できる人がいるというのは、かなり違う)。そういう意味で、東京で開催となる他の場所でのオフ会とは、やや違った、よりリラックスした会となっているのではないだろうか。
エモリさん、ありがとうございます(本当に感謝しています)。

ちなみにこの当時は、「雨の中の読書会」とは名乗っていない。「ブックトークオフ酒場放浪初台編」という名前での開催だった。ブックトークオフというのは、友人と共同で行っていた読書会の名称なのだが、友人とは住んでいるところが離れていることもあり、日程的に合わせるのが困難となり、僕が単独で読書会を行う場合に、適当な名前をつけるようにしていた。
ただ、「米沢温泉オフ」と「東京・初台オフ」という存在が、現在の「雨の中の読書会」のベースとなっていると言える。

【2】紹介された本たち

・まりこ
『誰かが足りない』宮下奈都/双葉文庫

・やぎねえ
『三月の招待状』 角田光代/集英社文庫

・たかはし
『天文学者たちの江戸時代: 暦・宇宙観の大転換』嘉数次人/ちくま新書

・MI
『骨風』篠原勝之/文藝春秋
『ランボー怒りの改新』 前野ひろみち、KAKUTO/星海社FICTIONS
『小説的思考のススメ:「気になる部分」だらけの日本文学』阿部公彦/東京大学出版会

・アヤカ
『バーナード嬢曰く。』施川ユウキ/REXコミックス

・ユカカ
『勇魚』C.W.ニコル(著),C.W.Nicol(原著),村上博基(翻訳)/文春文庫

・ナカノマン
『みなさん、さようなら』久保寺健/幻冬舎文庫

・たこちゃん
『悲劇の発動機「誉」―天才設計者中川良一の苦闘』前間孝則/草思社

・エモリ
『私の絵日記』藤原マキ/ちくま文庫
『かなわない』植本一子/タバブックス

・今村
『ガケ書房の頃』山下賢二/夏葉社
『のんべえ春秋4』木村衣有子/ 木村半次郎商店

ちなみにこの時は、紹介の本は、ひとり1冊(関連する本は複数)としていた。
どうしてかというと、レポートに本のタイトルを載せるのが大変だからである。
これだけで、それなりの時間はかかってしまうのである。

関連本について、どんな風に関連があるのかはその紹介者の独断と偏見だったりする……。

【3】どんどん盛り上がる盛り上がる

12人は入れるだろうというスペースに10人が座った。
本やお酒を置くスペースを考えると、ちょうどいい人数だったのかもしれない。

この日は最初からどんどん盛り上がっていった。どんどん話が弾んでいった。
ブックトークオフでよく言われることで、「初めて会った感じがしないですよね」という会話がある。例えば、僕とエモリさんは、実際に会って話をするのは、この日が3回目である。しかし、なんというか、高校の頃から知り合いだったといってもおかしくないように話のできる感覚がある。
ほぼ初参加となる、ユカカさん、ナカノマンさんも、最初は静かな雰囲気だったが、後半では話の中心となっているのだった。

どんな風に盛り上がったかについて、説明は難しい。参加してくださいね、というしかない部分もある。

【4】自由に語られる本たち

この会は、久々にたかはしさんが参加。知る人ぞ知る、誰もがが聞きたい本の紹介者である。
なんと、この日は水平開きの方眼ノートを持参して、紙芝居スタイルで紹介してくれた。これは盛り上がらずにいられないだろう!

いろいろな種類の本が出てくる。
本を読むのが好きで、本の話をしたいんだよなぁという感じが、この場全体にいっぱいになっている。
読書会には、場所というものも大きく関係あるよなぁ、そんなことも感じた夜だった。

19時からの集まりだったのだが、お店を出たのは23時を過ぎていた。

皆さん、どうもありがとうございました。

【4】ちょっとピンぼけの写真たち

「ちょっと」というより「だいぶ」ですが……。ごめんなさい。

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