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地元の吹奏楽団の演奏会に行って、感じたこと

先日、地元の吹奏楽団の演奏会に行ってきた。
たまたまバス停にチラシが貼ってあり、「無料」と書いてあったのと、ヒマだったので…。

アマチュアの演奏ではあるが、「『ちょっと吹けます』程度じゃ、入れないレベルだな…」と感じる、非常に完成度の高い素晴らしい演奏だった。

それにしても、自分も楽器をやっているせいか、土日に駅周辺にでかけると、実にいろんな楽器を持った人が目に入ってくる。

多いのは、エレキギターだが、チェロ、バイオリン、サックスあたりも多い。マンドリンや、クラシックギターも多め。また、何の楽器は分からないけれど、何かしらの楽器が入ってそうなケースを持っているひとも、ちらほら。

ヤマハ音楽教室の「大人の音楽教室」キャンペーンが功を奏しているのかもしれないが、いつからこんなに楽器を楽しむ人が増えたんだろう…。

で、話は戻って、吹奏楽の話。
吹奏楽には、メジャーな楽器もあれば、マイナーな楽器もたくさんある。

バスクラリネット、ファゴット、ユーフォニウムなど、大人になってから「ちょっと始めてみようかしら」と言う人は、まずいない。

こういうマイナー楽器を演奏する人は、おそらく中学校の吹奏楽部出身だろう。でも、そういうマイナー楽器を演奏できる人がいないと、今回聴いたような素晴らしい吹奏楽の演奏にはならない。

全国各地に地元吹奏楽団はあるが、中学校の吹奏楽部があってこそ、地元吹奏楽団が成り立つんだと思う。

「海外でこんなに吹奏楽をやっている国ってあるんだろうか」と気になり、Wikipediaで調べてみた。

結論から言えば、こんなに吹奏楽をやっているのは日本だけらしい。

Wikipedia の最後には、こう書かれてあった。

これほど多くの人が吹奏楽を経験している国は少なく、その演奏能力の高さの定評からも、今や日本は世界屈指の吹奏楽大国といわれている

Wikipedia 『吹奏楽の歴史』

ホント、日本って不思議な国。
吹奏楽、なんでこんなにブレイクしたんだろう(笑)

地元吹奏楽団の演奏を聴いて、同時に思ったのは、「週末こうやって集まって楽器演奏を楽しむというのは、なんて豊かなんだろう」ということ。

音楽がある日常は、いいですね。

最後におまけ。
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無料で聴けるので、予定が合えばぜひ!

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