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コミュニケーションっていう高度なスキル

誰が言った言わないとかって、結構難しい問題である。

結局言ったか言わなかったかということより、相手がどういう意味で受け取ったかによって解釈は変わる。

本当に言っていたと証明できたとしても、言った方が、そういう意図で言ったつもりがなければ、発言と受け取りが一致することは永遠にない。

言った、言わないの議論はとてつもなく不毛な議論だが、時にはわざとこの不毛な議論に飛び込んでいく人もいる。

相手を論破したいのか、論破することに価値があるのか。そもそも人は自分が思った通りに物事を見ているし、思っている通りにしか解釈しない。
真実はいつも一つではないのだ。

コミュニケーション力があるという人がいる。

何を持ってコミュ力というのか。

場を和ませることが出来る、間髪入れずトークを繰り広げられる、相手の気持ちを推し量って先回りして行動するなど定義は様々である。


コミュ力は高いに越したことは無い。いろいろな場面で伝える力は求められるし、不要な争い・不利益を回避することができる。

必要以上に高い必要はないが、まったくなくて良いものでもないだろう。

言った、言わないの話も、本来コミュ力があれば解決できる話なのかもしれない。

人と人が関わる場面には対面だろうが、チャットだろうが、電話だろうが必ず求められるスキルだ。

コミュ力というのは実に高度なスキルである。

AIがこれからますます使われる世の中では、人間系にできる仕事と言えばコミュ力を活かした仕事ということは覚えておきたい。

文筆家は必要以上にコミュ力を必要としない。
それも覚えておきたいことだ。
ブックリーマン



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