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考え方の違いで1年、2年先の未来が変わる

1日の終わり。仕事帰り電車で何を考えてますか??

仕事の振り返りをする人や、明日のことを考える人、1週間後のことを考える人などたくさんの考えがあります。

この瞬間こそアイデアが生まれたり、今までの振り返りに気付き明日から修正して新しい道に歩む人もいます。

あなたはどのように考えますか?

人は1日の終わりは睡眠をして、脳に記憶を残し、リセットすることで新しい記憶のハードディスクを書き込むとされています。

不動産時代に教わり今でも恩師である、西村さんの1日の終わりを書きます。

☆西村さん □私

☆「1日の終わりは、なんか寂しくなる。」

 □「なぜなんですか?」

☆「その日に起こった出来事はもうないんやで」

□「確かにそうですけど、だからってなんで寂しくなるんですか?」

☆「今日あった人、場所は明日必ずくるとは限らへん」

☆「だから精一杯毎日を楽しむんや。でも勘違いすなよ。楽しむってことは調子乗ってなんでもしたらええんちゃう。仕事やったらその日の成果を出すこと、私生活やったら悔いないように楽しむことや!」

□「そういうことなんですね。『心の声』(みんなそう言うって笑)」

□「仕事なんですけど、その日の成果っていいますが、会社は今日、明日みて動いたら絶対失敗するって前言ってたのに、その日の成果でいいんですか?」

☆「あほか笑!今日したら1年、2年先変わる仕事をするんや!」

□「難しすぎます。。。」

□「教えてください!!」

☆「ただじゃ、教えられへんな。」

☆「今から出す条件クリアしたら教えたるわ!!」

□「あーやっぱりただじゃ無理なんですね・・。」

□「わかりました!なんですか?」

☆「難しいことじゃない。誰でもできるわ!」

☆「明日、時間割組んで、その時間通りに行動しろ。」

☆「仕事の完成度は問わへん。」

□「え。そんなことでいいんですか?」

□「楽勝ですよ!」

□「教えないとか、今日1日で考えるとかじゃないですよね笑?」

☆「お前が前化け物や言うてた人もこの課題受けて合格した。内容は聞くなや笑」


翌日・・・

こんなことは楽勝だと感じていて前日に明日の作業内容を考えていたので、数分で仕上げ、提出しました。


☆「ほー。早いな。昨日考えとったんか。まあそらそうやな。営業マンやったら当たり前のことやもんな」

☆「・・・・・。これでええんやな?」

☆「やり直してもええんやで。どうする?」

□「もう一度見直してもいいですか?」

☆「そやな。何回も見直したらいい。」


聞いてくると言うことはヒントをくれているんだ。

これではダメだと思い、時間配分の変更をして再提出しました。

□「ご確認お願いします。」

☆「これでええんやな?」

え・・?まだ聞いてくる?もうこれ以上変える理由ないし、この通りに動くなんていつもは時間変えて進めてたけどその通りに動けばだいじょうぶなら楽勝やん。


□「はい!大丈夫です!」

☆「楽しみにしとるな。」

☆「時間の確認方法は2時間ごとにリスト写メして、その画面開いてスクショして送ってこい!」

あー。ごまかせないやつね。

初めからごまかそうとは思ってないけど、教えてもらうならどんな手でも教えてもらおーと思ってたのに。

□「はい!わかりました。その通りに送りますね!」


初めの4時間は順調に進んだ・・・が、しかしその後徐々に時間がずれ始め、報告することも躊躇してしまい、報告する時間も遅れたすぐに、西村さんより着信が・・・・・


☆「お疲れ様。アウトや笑」

□「いや!携帯が。。」

☆「わかっとるわ!無理なことぐらいリスト見たときからな」

□「失敗したときみんなそう言うんですよ!合格した時も見た時に行けるってわかったって言うんですよ!」


できなかったことに自分の腹立たしさで西村さんに当たってしまったのです・・・

そのときの計画はこのようなものでした。

11:00~朝礼

12:00~物件資料検索

13:00~〇〇様内覧

15:00~物件確認、〇〇様確認電話

16:00~社用車清掃

17:00~ご飯

18:00~翌日確認、〇〇様内覧物件資料準備

18:30~〇〇様物件資料提示、提案

19:00~店舗清掃

20:00退社


☆「なんでか言うぞ。」

□「・・・・・」

☆「計画を立てるときの鉄則やけどな。」

☆「まず時間と内容書く前に自分の中でルールがあるはずや。

❶ルールを可視化すること。

初めにルールを作り書くこと。

例;契約が決まることもあるため最長1時間で設定する。

❷時間は1分単位で書くこと。

時間は1分で書くことにより、より時間の意識が増す。

❸書く時間ごとに必要なものを書いておく。

そうすることにより、時間の短縮と計画にずれが少なくなる。

☆「これぐらいは当たり前でかんがえとかなあかんし、これができるようになることがまずスタートや。」

☆「今の俺でも毎日朝何をして、何が必要か?時間に差異がないか書いて予定立ててる。やらんで頭で考えとるやつに時間預けたくないし、信用に欠けるな。任せた以上結果は出して欲しいけど、それよりも時間守れるやつに仕事任せるな。」


23歳であった自分に惨めさと、経験不足に反省しました。

営業成績は十分であったその当時は勢いもあり、目の前しか見れていませんでした。


☆「これも大事やけどな、ほんまに伝えたいことはここからや。」

☆「自分にマイナスやと思ってもその通り、

ごまかさず伝えること。

成果ばっかりに執われんと、一息ついて確認、修正すること。

出来んことあったらすぐ聞くことや!

誰も聞いてくるな言うてないし、ちゃんと提案できる考えがあっ

て相談してくるんやったらもちろん聞いたる!」


☆「以上や」

☆「わかったか?」

□「はい!・・・実践してみます笑」

□「はっ。もしかして・・・この考えが昨日言っていた。。」

☆「そや。よう思い返して行動するんやな。」


西村さんは私が出してくる予定表も、行動も、失敗することも、計画されており、後で先輩から知った話だったんですが、成功事例と失敗事例の行動計画予想をたてて、A4用紙4枚にわたり書かれていた言うのです。

部下の行動示唆も予想してしまうほどの大物は現在は海外で優雅に家族で暮らしているとか。。。

                                   以上


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