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【「あなたも私も幸せじゃない」が「私は幸せ!」になる本】人生を変えた『嫌われる勇気』あとがき

あなたは『嫌われる勇気』という本を知っていますか?

まだあまり知られていなかったアドラー心理学を日本で一躍有名にしたのは、間違いなくこの本でしょう。

青年と哲人の対話で成り立つストーリー。

2人の奥深い対話を期待するかもしれませんがそうはいきません(もちろん奥深い対話満載ですが)。やっかいな青年なんです。要所要所でブチ切れます。それもかなりのブチ切れ度合いです。「この人大丈夫?」と読んでて心配にすらなります。まあ、それもこの本の魅力のひとつでしょう(笑)

生きることが楽になる大切なコンセプトがたくさん紹介されています。

そのコンセプトのひとつが「課題の分離」

あなたが誰かに問題を相談されたとしましょう。そして、残念ながらあなたにはその方の力になることができなかった。もしかしたら、あなたはその方の問題を解決できなかったことに苦しんだり、シンドイ思いをしているかもしれません。

でも、ようく考えると、その問題はあなたの問題ではないことに気づきます。

ヒドイ言い方をすると、その方が問題を解決して幸せになろうが、問題を解決できず不幸になろうが、あなたには関係ないはずです。なぜ、あなたは自分のものでもない他人の問題で、それほど一喜一憂しているのでしょう。他人の問題で悩んだり苦しんだりしている。あなたがとてもいい人なんだろうなとは思うけど、他人の問題まで自分の人生に抱えこみ、生きるのは大変そう。

あなたは、その誰かが幸せじゃないと幸せになれないのでしょうか?

もちろん、まわりの人が幸せな方が自分も幸せになりやすい。まわりが幸せな方が、自分が幸せになっても申し訳なさだったり、罪悪感を感じなくてすむという意味で幸せになりやすい。どうですか? あなたのまわりの人がみんな不幸なのに、あなたは自分だけ幸せになれますか。まわりの目を気にして、自分が幸せになることを躊躇しちゃう人もいるんじゃないですか。

もし、まわりの目を気にして、全員が自分が幸せになることをためらっていたら、全員で不幸への道まっしぐらですね。

あなたが幸せになると、「わたしも幸せになってもいいんだ!」と、自分が幸せになることに許可を出せる人が出てくるかもしれません。万が一、誰ひとり幸せにならなかったとしても、その人が幸せにならないのは、あなたの問題?

あの人の幸せは、あなたの問題ではない。
あの人の幸せは、あの人の問題です。

あなたの幸せが、あなたの問題です。

あなたは、あの人の幸せの責任を1グラムすら背負うことはできません。あなたが背負えるのは、あなたの幸せの責任だけ。逆に言うと、あなたの幸せの全責任は、あなた自身が背負っていて、誰かに肩がわりしてもらうことはできません。

誰かの問題で悩むのは美しいと思いますが、その問題(課題)が誰の問題(課題)なのか整理するのは大切なことでしょう。

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くっきー🍪

追伸。

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『嫌われる勇気』岸見一郎、古賀史健

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