【「死、考えたくない」が「死も人生のワンシーン」になる本】人生を変えた『死ぬ瞬間〜死とその過程について』あとがき
あなたは『死ぬ瞬間〜死とその過程について』という本を知っていますか？
３ヶ月前に母を亡くしました。
１ヶ月ほど高熱やいろいろな不調に見舞われ、１週間入院したかと思うとあっという間に亡くなりました。いろいろ説明はあったけど、結局のところ原因不明だと理解しています。
悲しみに打ちひしがれたり、後悔したり、怒りがでたりするかと思っていたのですが、どうだろう。
後悔なく、感謝でお別れできたつもりではいます（今は感情が麻痺してるだけで、これから哀しみに襲われるかもしれないけど)。感謝でお別れできたのは、「できること」の整理がついていたからかもしれません。
⚫︎能力的にできないこと
⚫︎能力的にはできるけどメンタル的にできないこと
⚫︎能力的にもメンタル的にもできること
そもそも「能力的にできない」ことが出来なかったことで後悔する人、多いですよね。僕もそうでしたが、あきらめました（笑）できないことはできない。
「能力的にはできるけど、メンタル的にできない」ことが、いちばん後悔するところじゃないでしょうか。やればできるんです。でも、やらなかった。もっと電話しておけばよかった。もっと実家に顔を出せばよかった。もっと一緒に出かけておけばよかった。できたけどやらなかったこと。ふりかえるとそんなことばかりです。ここを後悔しはじめると、後悔しかなくなります。
たしかにやればできるけど、気分が乗らなかったり、めんどくさかったりして出来ないことだらけじゃないですか。皆、「能力的にできること」を実力だと考えがちですが、それ、勘違い。メンタル的に「やろう」と思い、そして現実に行動できたところまでがあなたの実力です。
あなただって、わざわざ嫌がらせのために連絡しなかったりしたわけじゃないですよね（まあ、そんな日もあってもいいと思うけど)。ふりかえるとショボく感じるかもしれないけど、その時は、それがあなたのベストだったんです。
「もっとやっておけばよかった」
それは未来のあなたが過去のあなたを見てるから言えること。
過去のあなたは、過去のあなたなりに、ちゃんとベストを尽くしました。
実際に行動したこと。そこまでがあなたの実力。
あなたができることは、すべてやりきりました！！
（ふりかえるとショボく見えるかもしれないけど、、、）
過去のあなたを優しくねぎらうことはあっても、頑張った（そうは感じられないかもしれないけど）過去のあなたを責めないようにしたいですね。
ここまで話してなんなんですが、本書の内容とは関係ないかもしれません（読んでないので笑）
自分の死、まわりの人の死をどう受けいれるのか、本書を読み、静かに考える時間をつくるのもよさそうです。
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くっきー🍪
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『死ぬ瞬間〜死とその過程について』コンセプチュアルアート（AIアートMidjourneyで作成）
『死ぬ瞬間〜死とその過程について』エリザベス・キューブラー・ロス
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