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苦手なことをした方がいいかどうか問題。

本を売らない本屋さんオンラインサロン内で、メンバーさん向けに書いた記事です。楽しく書けたので、noteでシェアしてみる(前提がわからない箇所があるかと思うけど、お許しをー)。では、お楽しみください!

*しばらくしたら有料にするので、よければお早めに、、、

苦手なことをした方がいいかどうか問題。

「苦手なことをした方が可能性が広がる」
「苦手なことをしても成果が出ないから好きなことを伸ばした方がいい」

さて、サロンメンバーのあなたはどちらに一票入れる?

投稿を読むと、どちらの考えもそれなりの納得感を感じるよね。どちらを選ぶかはその人の主義主張の問題?

でも、ちょっと待って❗️

どちらがいいか、の2択にハマってるときはだいたい前提を変えた方がいい。つまり、「苦手なこと」が今回の問題ではない可能性が高い。

結論を出す前に雑談をひとつ。

苦手なことの勉強をやりきったって言う娘ちゃん、どれくらい勉強したんだろう。そして、じゃあ好きなことはどれくらい勉強してるんだろう。苦手なことは置いておいて、好きなことはどれくらい勉強してるんだろう。

たとえば、僕の場合。僕は勉強好きでちょっと変わってると思うんだけど、好きも苦手も、受験シーズンは学校の授業も入れて1日12時間くらいは勉強してた(ふだんは、勉強以外に、読書もゲームもアニメも友人との遊びも忙しかったけど笑)。そして、日本の大学だったらどこでも入れたと思う(それが偉いとは1ミリも思わないけど)。社交ダンスをするようになっても、後輩たちがドン引きするくらい研究も練習もしてた。好きだったから。

そして、40年間の大の苦手だった人間関係。

心理学やファシリテーションなどにも好きは広がり10年以上学びつづけてる。そして、今では大好きです。これは苦手が好きになったパターン(だから、苦手にチャレンジしろと言いたいわけじゃない!)

勉強と社交ダンスと人間関係は偉そうに言う資格あると思うんだけど、多くの人が、「好き」のレベルが低すぎると思うんだよね。好きなんだったらもっと追求したらいいのに。もっともっと面白いし、もっともっと大好きになるのに。もったいない。

閑話休題。

苦手なことを勉強しないのも、好きなことも大して勉強してないのも、問題はひとつじゃないかな。

行きたい未来がない。
わかりやすく言うと夢がない。

勉強しないと行けないほど行きたい未来がない。
苦手なことを勉強してでも行きたい未来がない。

この、大人が夢をもっていない時代に、その姿を見て育っている子どもに夢をもてというのもムリゲーだと思うのだけども。未来に絶望しちゃうと思うけどな。未来に絶望してるのに、未来に希望をもてと言っても、そりゃムリでしょ。

そろそろ結論にいくけど、お気づきかもしれないけど、僕たち大人には危険な結論だよ。

これは、苦手なことを勉強した方がいいかどうか問題ではありません。

ここで読むのをやめた方がいいかも(笑)

結論①
苦手なことを勉強してでも行ってみたい未来を子どもに提示できていない僕たち大人の問題。つまり、、、

僕たち大人が、積極的に苦手なことを勉強してでも行きたい未来を見つけなきゃいけない。苦手なことをやろうとしない子どもの問題ではなく、苦手なことを勉強してでも行きたい未来を夢見ない僕たち大人の問題だ。

ちなみに、自分は苦手で、それが得意な他人がいるならお願いした方がいい! 行きたい未来のために、どうしても自分でするしかないことだけにフォーカスしよう(僕の場合、受験勉強は僕がするしかなかったし、社交ダンスも僕が踊るしかなかったし、人間関係も僕が変えるしかなかった)。

結論②
なぜ、苦手なことを勉強しなきゃいけない世の中なの?

だって正直、誰だって苦手なことなんか勉強したくないよね。それは僕たち大人だって。皆、これからどんな未来がやってくると思う?

苦手なことをしなくていい時代。
好きなことだけで生きていける時代。

そんな時代が近づいてると思わない?

え?
好きなことばかりで努力しなかったら、人は成長しない?

うん。
僕もその考えには実は賛成なんだけど、ひとつ突っ込んでいいかな。なぜ、その努力を苦手なことでやらなきゃいけないんだろう。

わかりやすいのは僕の社交ダンス。好きな趣味。

でも、むちゃくちゃ努力したよ!
アリエナイくらい努力したよ!
(ヒザとか股関節とかボロボロになるくらい。今はほぼ回復したけど)

苦手なことでわざわざ努力するなんて古い。
好きなことで努力するのがこれからの時代。

好きなことを楽チンなレベルで満足すると、たいした努力も必要ない。楽しいだけの趣味でおしまい。でも、好きなことをアリエナイくらいのレベルで楽しもうと思うと、絶対、苦手なことをする必要が出てくる(勉強だったり、筋トレだったりね)。

それは、「苦しー、最悪ー、やりたくないー」とか言いながら、でも顔はニヤニヤしてるやつ(笑)

これからは、

好きなことのために苦手なことをする時代。

努力してでも行きたい未来もないのに、努力のために苦手なことするなんてナンセンス。やりたくないことの中に、好きなこと、楽しいことを見つけて、やりたくないことを正当化したり、やりたくないことをしてる自分に言い訳するのはやめよう。

苦手なことは勉強したくない。

子どもがそう言ってる。
うん。いいじゃない。

子どもにも努力してもらって成長してもらいたい。
うん。いいじゃない。賛成。

でも、それは、努力のために苦手なことをさせる世界ではない。努力してでも行きたい未来を夢見れる世界だ。

僕たち大人がつくった「苦手なことを勉強しなきゃいけない世界」を子どもに強制してもいいけど、それはちょっとカッコ悪いと僕には思える。

せっかく子どもが「苦手なことを勉強しなくてもいい世界」の可能性を見せてくれてるんだから、そんな世界を僕たち大人が夢見てもいいんじゃないかな。

あ、そうそう。
もうこのお題も終わるけど、

このオンラインサロン、そんな世界を僕たち大人が夢見れるようになることが実は目的ではじめてます。「感謝」という最初の一歩をきっかけにね(このサロンを辞めた人たちも、元の世界に戻らず、すすんでくれてるといいなあ)

大人も子どもも、努力のために苦手なことをしなくてもいい世界。努力してでも行きたい未来を夢見ることができる世界を一緒につくろう。

くっきー🍪

追伸。
調子が出てきちゃって、けっこう本音で話してしまった。もう少し、無難なとこに着地するつもりだったんだけどもー。最後まで読んでくれてありがとう。

追伸❷
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