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本屋大賞ノミネート本に思うこと

人生を変えた1000冊ブックカフェ引き寄せ日記day263(2024.2.2)

本屋大賞ノミネート本10作品、発表されました。
そのノミネート作品のラインナップを見ての僕と僕まわりの本好きたちの第一声は……

あの作品も、あの作品も入っていない。

ここ数年、本屋大賞ノミネート本10作品すべて読むキャンペーンを勝手にやってました。これまでは、ノミネート本のラインナップを見て、うん、そうだよね、という感想が多かった。今年はいつもとひと味違うぞ、という感じ。

なぜ、今年はいつもとひと味違うのかを無責任に考えてみました。

そもそも、本屋大賞の目的はなんだったっけ?

あらためてサイトで確認してきました。

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」

「売り場からベストセラーを作る」とか。
「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」とかの言葉などもあります。

これを踏まえると、

ただの書店員さん面白かった本ランキングではなさそう。

昨年までのノミネート本は、ある意味、妥当な感じ。ノミネートされても、されなくても、どうせ売れそうな本ばかりだった印象。僕も、ノミネートと関係なく読むと思う。

そして、

嘘か誠か、本屋大賞本は売れるけど、2位以下はそれほど売れないという噂もある(これ、ホント?)

そして、

僕まわりの印象でしかないけど、ある一定の層は、ノミネートされたというだけで、けっこうノミネート本を読む。僕も。

ということは、

どうせ大賞本以外は売れないので、あればノミネートされた本が、ノミネートされたことで売れた方がいい。

そして、

僕と読書傾向が似ている本好きたちは、売れそうな本はわりと読みたい本だから、ノミネートと関係なく買います。その売れそうな本たちがノミネートされたら、その本は買うけど、そこで終了。

でも、

その売れそうな本とは別のノーマークの本がノミネートされたら、売れそうな本プラスでノーマークだったノミネート本も購入することになる。こっちの方が書店のトータルの売り上げ増えそうじゃない?

だとしたら、

ほっといても売れそうな人気本のノミネートは抑えめにして、知られざる面白い本にフォーカスした方がトータルで売れる冊数増えるかもしれない。そんな方針になったとしたら、このノミネートはとても理解できます。僕はね。妄想ですよ。

となると、

そんな商業主義にランキングを利用して!
と否定的な反応をする人もいそうだけど、本屋大賞、そもそも、、、

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」

売りたい本、です。
面白い本じゃない(もちろん面白いのは前提でしょうが)

僕は、肯定的です!
僕が本屋大賞ノミネート本をすべて読もうと思ったのは、僕が読んだことのない新しい作家さんと出会いたいから。最近のノミネート本は、もう好きな作家さんが多かったので、僕の目的である新しい作家さんとの出会いとしてはちょっと物足りなさを感じていました。今回のようなランキングは、僕にとっては出会いが多くて嬉しいですね。

はい。
すべて妄想です(笑)

今年も、本屋大賞ノミネート本、楽しみます。
どなたか、一緒にインスタライブしませんか?

本を売らない本屋さん
くっきー🍪

追伸。
2017~2023年12月22日冬至までの6年間から厳選した、新しい視点を得られる記事12本です。

【近々有料化する予定の記事】
日本縦断、読まない読書会ドライブ旅行「踊る読書会キャラバン」
2024春ふたたびキャラバン始動!?

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*紙の本は高騰しているので(5000円くらい)Kindleでの購入をおすすめします

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