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ブックオフ スーパーバザー宮の沢店

もう九月!はや!バカかよ!と時間に文句を言うお茶目な皆さん。ごきげんよう。NOMOREロリータの映画化!ナボコフ読めたろうです。まあ最近全然本読んでないけどね!今回は道内初の大型店、唯一「スーパーバザー」の呼び名を冠する宮の沢店をぶらぶらしていきます。

2019・4・18に地下鉄にほど近かった旧宮の沢店が移転しリニューアル。本やCDなどの従来の商品に加えて家電・日用品・アウトドアからブランド品まで取り扱う超!大型店。来店回数は~8回目ほど。

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広すぎるエントランスを持て余し、レジャーな雰囲気を無理やり醸し出していますね。足マットはピカピカの無地ブラック。

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広すぎるため床にざっくり売り場案内が示されています。

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フロアマップは見やすくさっぱりと、まとまっていますが広さは最大級。約800坪。1600畳。ちなみに武道館で760坪。商品の総数は約40万点。前代未聞のレジ数5か所。武道館よりでかいブックオフ。わくわくで心臓ばくばく。

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まずは向かって左手に位置するCD・DVD・書籍からぶらぶらしていきます。通路が広々ですが大抵激混んでいる場合が多いのでゆったりと見ていられないのが現状。

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入ってすぐにお出迎えなのがDVD510円以下ワゴンセール。290円が殆どでお得感は薄めでした。

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DVD・CD共に在庫数は並~。大きい売り場ですが本やCD以外の場所を取りがちなものが多く在庫されているので「本屋・古書店」の観点で見ると一般的なブックオフと大差無い在庫数です。

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元郵便局員のベテランSSW、毎年の様にコンスタントにリリースが続いているのが嬉しいRON SEXSMITH や札幌牽いては北海道のヒップホップ・クラブシーンのレジェンドSPC、西海岸に生息する、草をたくさん食べるとライオンになってしまうとーーってもかっこいいワンちゃんのアルバムがあったり。

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TOM WAITS IN CONCERT

1977年のライブ音源。ブート風味強めで日和ってしまいましたが、初期のアサイラムレコードと契約している頃なので見逃せない盤だったかも・・。と未購入を若干後悔。

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すぐ隣の文庫棚へと移動します。在庫数は並~やや多め。海外作家の陳列が割と乱れていて大型店特有の混乱を感じます。在庫内容は特色無く、(同一品に溢れているような)郊外らしさも無く、流行りものが積極的に下がっているわけでもない印象。売れ筋商材は書籍などの既存のブックオフで取り扱っていたものではないのだろうなと考察します。

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国内作家はやや多め。三島由紀夫・不道徳教育講座のリイシューのビビッドみがギャルくて良い。というかクリープハイプみ。

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ワイド版漫画を眺め始めると黒髪さらさらの麗しきJK二人組が登場。「アンソロジーこっちに移動してんじゃーん」「もう!ちょっと静かにしてくださーい」と熱の低い会話にくすぐられる。ワイドのアンソロジーといえばBL。ジョージ秋山・聖書の写真を撮る私の真横でJKがBL読んでいるこの状況。旧約編1巻背表紙の「姦淫するなかれ」が眩しくて読めない。強烈なインパクトと甘ったるいかほりを残してあっという間に居なくなってしまった。呆然としていると大沢誉志幸の名曲のリフレインが脳内を駆け巡る。

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「そして僕は途方にくれる」

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(完璧に余談ですが、心の師匠の一人、菊地成孔氏のラジオ番組・粋な夜電波で知った曲です。2016.09.03 引き込まれる前口上からの流れで聴いてほしい。)

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ここからは書籍を離れて広い店内に散らばるホビーやレジャー、服飾などを見ていきます。

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ご覧の通り通路は広々として奥行きたっぷり、しかもうず高く商品が積まれています。生鮮品以外の全てがあるのではないかと錯覚させられるバリエーション。

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ホビーで気になったのが公文式の知育玩具。なんだか見覚えがあるこの木製のパズル。幼少期に田舎の旅館の客間で見かけたような気がする。お茶セットと一緒に見かけたような古い記憶が朧げに蘇る。

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朧げなままバービー人形を観察。ロシアン美人が最高値。結局ラスト付近で裏切る系ボンドガールな御顔立ち。

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しっかしどのジャンルのホビー在庫を見ても物量が多い。ここから好みのものを探すのは骨が折れそう。CDみたいに並列に配置されてない分見にくそうだ。

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家電は一部ワケあり品のお安いコーナーが有りました。いわゆるジャンク扱い。TV掃除機カメラ楽器などの日用家電から映画の簡易スクリーン・オープンリールなんかの珍しいものまで有りました。ユニークなのが炊飯器などの調理器具のジャンク度合いを表す評価が軒並み「熱くなった」でじわじわと笑い。家電達が一挙に集まってロックフェスで拳を上げてる光景が浮かんでニヤニヤしてしまいました。

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何の変哲もない木彫りの熊かと思いきやライトだったり。

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レコードが謎の陳列だったりしました。下段のニッキーホプキンスのアルバムは大好きです。よーく鍵盤を見て下さい。なんだと思います?

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ゴルフクラブとアウトドア用品もたんまり。新しい趣味を始めるなら絶対まずこの店舗に来て物色する事をオススメします。

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そして珍しいのがハイブランドコーナー!照明の雰囲気も他の売り場と一線を画しておりスタイリッシュ風!(風!だよ!)他の売り場と違ってガラガラ…。夜のお姉さんの換金場所と思い浮かぶ私はどのくらい心が汚れているのでしょうか?本当にここだけ全く人が居なくて不安にさせられました。店員さんすら不在…。

ぐるっと一回りすると軽く1時間はかかりますね、今回は服飾は見なかったのですがTシャツ探しなんてし出すと膨大な在庫で更にもう1時間滞在は必須です。ちなみにここがリニューアルした際、開店初日が休みだったので朝から並び、本・CD・漫画を沢山カゴに突っ込んでウキウキとぶらぶらしていました。バンドTシャツをしゃがんでひたすら掘っていると何やら人影。

ふと横を見るとライツカメラアクション。ONちゃん6チャンで知られるテレビ局スタッフが真横に。テレビ出演筆下ろしをブックオフにて達成。腰砕けでした。

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急な事でテンションがおかしくなった私はたちまちしどろもどろ。真っ黒いレンズを向けられると言葉を選んでしまってどもりまくってしまいました。つーかそもそもいきなり過ぎる。インタビューよろしいでしょうかの後にカメラを向ける等の配慮が無いとかなり焦りますよ実際。鼻歌まじりでバシバシTシャツをめくり飛ばしている姿を見られたのか?つーかごった返す店内でなんで自分なんだ?などなど疑問が駆け巡りつつ矢継ぎ早に質問されるので当意即妙に答えられる一般ぴーぽーなんて皆無だと思いました。

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この日限定、よむよむくん with ONちゃん

しかもレンズより怖いもの。それはリポーターの目!!!まじでブラックホールかビー玉か?ってくらい真っ黒で感情の無い瞳。番組成立の為のワードを引き出すべく必死で、若いからネットよく使いますよね?ネットショッピングが便利な昨今ですが、実店舗での買い物はやはり良いものですよね?というような事を巧妙に誘導してくる。

いや現代っ子には珍しいかもしれないけど、ネットショッピングほとんどしねーんだよ。つーかネット疎いし、パソコン人差し指でチンパンジーみたいにタイピングしてるくらいだからメルカリなんか使った事ねーんだよ。

と、言うような事も伝えられず、というか誘導尋問的過ぎて全く対話になりませんでした。インタビューは会話じゃないと学びました。(こっちもディグった興奮でアドレナリンが出ているので今回の釣果が如何にレアで安価かを伝えても全くカゴの中のブツを見てくれなかったのも悲しみ)

まぁ滅多にない経験なのでなんだかんだ嬉しいんですけどね!(軽薄)あと6チャンといえば朝のビンビン番組イチモニ!卒業の石沢綾子さん大好きでした。(特に鼻。くっそエロい)旦那様とお幸せに!!!!!!!!

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そんな感じ☆





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