自分の行動力の源泉を考えたら「東日本大震災で父親が死んでたかもしれない」だった話
昨日、ついに南海トラフ臨時情報が出た時「ああ、ついにこの時が来たか…世紀末の入り口や….」と思った本山です。
自他共に認める”大地震恐怖症”で、親には「アンタの前世は地震で建物の下敷きになって死んだ人だわ」と言われている。
オリンピックの競技で”緊急地震速報が流れてから机の下に潜るまでのタイムアタック”があったら日本代表になれる自信あります(笑)
「行動力すごいよねぇ」と言われて、自己分析
非常に有難いお話なんだが、私は色んな方に行動力を褒めていただくことが多い。自覚はないので「ほえーそうなんだー」と思って聞いている。
ある時「何でなの?」と聞かれたことがあった。そうしたら咄嗟に「東日本大人災で父親が死んでたかも知れないからかなー」と出てきた。
寝坊して飛行機に乗れず、3.11に仙台に行けなかった父親
父親も鉄ヲタである。父親は3.11に1人で東北の沿岸部を走る常磐線に乗り鉄する予定だったらしい。
しかし!私に引けを取らないおっちょこちょいなので、寝坊して飛行機に乗れなかったらしい(笑)ダサ….。なので、東北には行けなかったと。
でも、結果的にこれが超スーパーウルトララッキーだった。父親が乗る予定だった路線は津波に飲み込まれた。列車によっては車掌さんが乗客を率いて指定避難先に避難するも、海抜が低く全員津波に飲み込まれて亡くなったケースもあったらしい。
それを後で知って「あの日、父親が寝坊せず、仙台行きの飛行機に乗っていたら、父親は津波で死んでいたかもなぁ」と思い”生きるって何だろう”ってすごく思った。
いつ死んでもいいように、彼氏と喧嘩してもその日のうちに謝罪する!
父親はいつもそこにいると思っていたけど、それは幻想で、明日はいないかも知れない。
脳内シュミレーションで「突然何の前触れもなく大切な人達が亡くなったら、どんな時に後悔するか」を試した。すると、伝えたいことを伝えられずお別れした時だと感じた。”昨日、父親が駅まで私を送ってくれたこと、あれ、嬉しかったんだよなぁ”と思いながらも、伝えられず死なれたらめっちゃ後悔する!!!と。
それから、私は「言葉は魚だと思って、鮮度がいいうちにしっかりその日に伝えよう!」をしている。
なので彼氏がいた時は、言い合いする度に「うーん、喧嘩したけど、やっぱ好きだし仲良くいたいよねぇ〜。あ、私ちょっと仲直りしたいと思ってる!」と思ったら、いつも夜に電話して謝っていた。もうプライドとかいらん!
大切な人をどれだけ今、大切にできるか?それは、とっても尊いことである!だから、感謝と謝罪は絶対に勿体ぶらずにその瞬間に伝える。
想いは言葉にして伝えないと届かないと思うんだよねぇ。
いつ死んでもいいように、やりたいと思ったらどこにでも飛んでいく!
「目の前に大津波が来た時に、どうしたら”あー今日死ぬけど良い人生だったよねぇ”と思えるか」のシュミレーションもした。
そうしたら「傷つくのを恐れないで、どこまでやりたいことに挑戦できるか」だった。
最近も1つ挑戦した。
私には告白してフラれてもずーっと好きで忘れられない人がいた。その人は関西に住んでいる方で、私が京都から名古屋に引っ越すタイミングで告白しフラれた。しかし、名古屋に来てから半年間全く会ってなくてもずっと好きだった。
友人、元カレ、親に話しても「もうその人はやめた方がいいよ…次行こ」と満場一致だったのに好きだったという….なぜそういう恋こそ諦められないのか(哲学)。
「このままだと、私、新しい恋に進めなくね?」と思い…..ついに!!!
「あなたから卒業します宣言」をする為に関西に行きました。
もう、それくらいしないと卒業できないと思っての奇行。笑
普通に飲みに誘い、最後に宣言と出会えたことの感謝をして(とはいえ、私を前向きに大きく変えてくれた人だから)立ち去りました。
すると、やりきったーーーーー!!!!!となり、今では冷静に「確かに素敵な人だけど、異性としてなんで好きだったのかは謎だわ…」という賢者タイムに突入し、平穏な日々を過ごしている。
そう、私はこの恋と真っ向勝負しやりきったのだ。
死を直視して生きる。死があるから人生は美しい!
とまあ、若干26歳ですが、基本的に死ぬことを常に意識して生きている。
「死」は嫌煙されるが、「死」があるから「生」が輝くとも思う。
昔、手塚治の”火の鳥”を読んだ。
とある少年が1人だけ死ねなくなる体を持った時、周りの大切な人の死を全て見て、地球の何億年の行く末を見届けることになり「死ねない!どうしよう!」と嘆いていた画が忘れられない。
人は「死」があって、しかも1回きり。だから、一生懸命生きようとするし、より良い人生を求めて試行錯誤を繰り替えすんだなぁと思った。
父さんの3.11寝坊事件から、死は近いものになったけど、この近さがある意味自分の人生に良い緊張感を与えている(死へのカウントダウンの中で君はどう生きるか?という問い)ので「死」はとても有意義である。
これからも1日の終わりに日記を30分かけて書く
自己紹介の時に「未知の世界ハンターです」と言っていて、気に入っている。(HUNTER×HUNTERにハマっている時に、自分は何ハンターやろ?と考えた結果)
本山的未知の世界は、自分が感じた初めての感情や経験など全て入る。
いつも1日の最後に日記を書くんだが、そこで今日私が出会った”初めて”を箇条書きする。以下は、昨日の日記の最後に書いた本山初めてリスト。
まじくだらんけど、私は身に降り掛かる初めてのことを噛み締めるのが楽しい。
1日の軌跡が人生になると思うから、今の私から見た大台30歳の時に「あんた、なかなかええ女やないか!」と今の自分が思えるように、毎日を噛み締めて昨日より今日、今日より明日の自分がちょっとイケていますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?