「他人とうまくやっていく 対人関係28のルール アラン&バーバラ・ピーズ[著] 藤田美菜子[訳]」読書メモ①

・カリスマとは「後天的な才能」
・人は扱われたように扱う

■誰もがもっている3つの衝動
①「自分は重要な人間だ」と思いたい
→承認欲求
②興味の対象は何よりも「自分自身」
→人間は自分のことが一番大事。それが自然なこと。逆らう必要は無い。
③「返報性」という自然の法則
→人に良いことをすると、良いことが帰ってくる。悪いことをすると、悪いことが帰ってくる。この法則が覆ることはめったにない。

【セクション1】相手に「自分は重要な人間だ」と思わせる
■ルール1「本音」でほめる
①相手の名前を呼ぶ
→相手が主役であることを分かりやすくする。
②「どこが」「なぜ」いいのかを伝える。
→理由を含めて、具体的にしてほめる。本音感を増す効果がある。

・「第三者型」のほめ言葉とは
→ウィンザー効果のこと。ほめたい人に対して、人づてに伝わるようにほめる。

・「また聞き型」のほめ言葉とは
→ほめたい人に対して、誰かがほめていた内容を、伝える。自分の言葉ではないものの、事実であり、相手は嬉しい。チーム内で使えば雰囲気が良くなる。

・「ほめられる」技術
①すなおに受け取る
②お礼を言う
③心から喜んでいることを伝える
→日本人的な謙遜をすることは、時にほめた人を否定することになるんで、
すなおに受け取る。リアクションをすることが大事。


■ルール2「聞き上手」になる
・聞き上手になる「5つの黄金ルール」
①「アクティブリスニング」を実践しよう
→相手の言ったことを受け止めて、別の表現で言い換えて返事をすること。
ポイントは、「あなたは」と相手を主語にすること。
例)「本当にあの人には振り回されてばっかりだ。」→「あなたはその人のわがままに応えているんですね。」

②相づちは最小限に抑える
→相手の話のボリュームが3倍に増えて、より多くの情報を引き出せる。

③アイコンタクトを絶やさない
→相手が自分の目を見ている間は、自分も相手の目を見るようにする。

④相手に向かって身を乗り出す
→相手に興味を持っていることをアピールするためのボディーランゲージであるため。
逆に体を引くと、相手に興味が無いことをアピールしてしまうことになる。

⑤話の邪魔をしない/論点をずらさない
→相手が話しおわるまで待つことが大事。

■ルール3「ありがとう」を言う
→人間関係を築くとこいにもっとも大きな効果を発揮するスキル

・効果的な「ありがとう」のための4つのポイント
①はっきり聞き取れるように言う
→感謝の気持ちを伝えたい相手以外の人にも聞こえるように言うことで、効果が高まる。
②相手の目を見て、ボディタッチする
→目を見ることで誠実さを伝えることができる。また、相手のひじあたりにタッチしたりすることで、より相手の心に残る「ありがとう」になる。
③相手の名前を呼ぶ
→「〇〇さん、ありがとうございます。」と言うことで、ただ「ありがとう」と言うよりもはるかに効果的になる。
④メモに「ありがとう」と書いて残す
→もっとも効果的な「ありがとう」の伝え方。
メモ>直接>電話>メール等
の順でインパクトが大きくなる。
いつでも感謝するチャンスを逃さないようにすることが大事。

■ルール4 相手の名前を覚える
名前を最初に呼ぶと、その後に続く言葉は、どんな内容であれ相手に関心を持ってもらえる
→相手を主語にして話すイメージ。
①相手の名前を繰り返し呼ぶ
→名前を間違えて覚えることが無いように確認する意味を含めて、繰り返し呼ぶことで、覚えやすくなる。
②相手の名前を「モノ」に置き換えてみる
③名前を使ったバカバカしい場面を想像する。
→連想は記憶するためのテクニック。


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