「ぶち抜ける」人と「そこそこ」で終わってしまう人の差

■はじめにこの記事を通じて伝えたいこと

自分のことを知らない人たちにもぜひ読んでいただきたいので、はじめにこの記事で私が伝えたいことから始めさせていただきます。

私は、やりたいことに対して、
「どーせ無理」ではなく、「誰もがまず一歩踏み出せる。」
そんな世の中を作りたいと考えています。
私は、どんな人であれ、こんなことしたい。あんな風になりたいというイメージはどこかに持っている。と確信しています。
にも関わらず、何かしらの理由をつけてどーせ無理だ。と思ってやる前に諦めてしまう。
あきらめてしまうから行動も起こさない。結果的に何も変化がなく、やりたいと思ったこともできていない「そこそこ」な人生のまま終わってしまう。
私はそんな選択をしている人が多いと感じています。

なぜ、私がこう感じるのかというと、
まさに、私自身がそうだったからです。

そういった私のような「どーせ無理だ」と思ってしまっている人たちが
「第一歩踏み出しても大丈夫なんだ。」
そんな風に考えられるためには、
どーせ無理の権化みたいな自分がまずモデルケースになること!が近道だと考え、
まさに今自分のやりたいことに正直に、猛烈にガンガン攻めていっております。
このnoteへの投稿もまさに攻めた結果です。

この記事は、本やネット上の記事・講演会などでインプットした情報と、私の実体験を通じて得た考えをまとめ、
①なぜ、私がこのような考えを持つに至ったのか
②「ぶち抜ける人」と、「そこそこで終わってしまう人」との違い

について書いています。その上で、
③「ぶち抜ける人」になるためのロジック 
について書いていこうと思います。

この記事を通じて一人でも多くの方がご自身のやりたいことに正直に行動をすることができ、
後悔のない、よりおもしろい人生を送っていただければ、、、と思っております。

初めての投稿で稚拙な文章ではございますが、温かい目で見ていただければと思います。


■なぜ、この考えを持つに至ったのか

私は典型的なサラリーマン家庭(父親はサラリーマン、母親はパート)に生まれ育ち、
「そこそこ」勉強とスポーツをこなしつつ、高校・大学まで進みました。
そんな、いわゆる典型的な「そこそこ」人生を(順調に?)歩んでいた私でした。
就職も、1部上場の食品メーカーのサプリメント事業部にてスポーツ選手にプロテインを売るという、
当時の自分にとっての、第一希望の会社に就職もできました。
周りからも「よくやったな」と言われ、お恥ずかしい話ですが、今思うと少し優越感も持っていたと思います。
そんな順調に「そこそこ」な人生を(順調に?)歩んでいた私ですが、働き始めて1年がたったころ、ある疑問を持ち始めました。
簡単に言うと、「なんかおもしろくない。このままじゃ絶対だめだ」という感情でした。

そのボヤっとした感情を深堀し言語化すると、下記のようなものでした。

①提供している商品・サービスが自分の中で最高のモノではなかった。
仕事内容としては、主にサプリメントを直接現場のスポーツチームに販売に行うというものだったのですが、
当時のルール上の販売ルートとしては下記の通りでした。
メーカー → 卸店 → スポーツ店 → チーム
そのため、間に送料・マージンが必要になりAmazonや楽天市場などで個人が購入するよりも、
手元に届くのが「遅く」そして値段が「高い」選択になってしまっていました。
また、個人がインターネット上で数多くの商品を適切な買える時代にあって、
自社の商品が自分にとって「ベスト」な選択ではなかったことにも疑問をもっていました。

②自分が働くことによって良い影響を与えることができていない。(世の中に何もメリットをだせていないという無力感)
当時、サプリメントを売る手法として、栄養セミナーを行っていました。
内容としては、「勝つ」ために食事も大事で、体重別の食べる量や食べるための工夫などを伝えておりました。
話を聞いた直後は学生が「変わるんだ!やってやろう!」と、かなり盛り上がったりしておりました。
しかし、1~2週間後再度訪問してみると、元に戻ってしまう。
「なにか」が邪魔をして行動が継続できない。そういった状況が続きました。
その「なにか」とは何か?
よくよく観察しているとそれは、先生や周りの大人たちの「アドバイス」や「態度」であることがわかりました。
具体的にいうと、
「お前らの実力だとOO高校には勝てっこないよ。」
「このチームは県ベスト8を目指そう」
「スポーツばっかりやってもいい大学いけないよ。君の偏差値だと、OO大学くらいが妥当かな」などといったアドバイスです。

それによって生徒たちが限界(できっこない、そこそこでいいや)という「壁」を作ってしまっていました。
その「壁」があるからこそ、
「壁」を超えてしまうような、練習・食事といった努力を続けることが難しいのでは・・・と考えるようになりました。

全選手がスマホをもっていつでも情報を得られる時代で、
たとえコーチがいなかったとしてもスマホで調べれば、
-うまくなるための練習は動画は上がっている
-戦術はいくらでも調べればわかる
-身体づくりの方法もわかる はずです。
ところが、全選手がスマホをもっていつでも情報を得られる時代になったにも関わらず
「そこそこでいい」から、デートコースは調べるが、勝つための情報は得ようとしない。
「そこそこでいい」から、栄養講習会で情報を知ったとしても取り組めない。継続できない。
「そこそこでいい」から、徹底的に取り組めず、結果も出ない。
といった考えから、知識を提供するよりも逆に「そこそこで、いいや」をなくせば、
取り組む姿勢も変わり、自ずと結果も出てくるのでは?と考えるようになりました。
そしてこの考えは、スポーツだけではなく勉強・その他すべての物事についても同じことが言えるなと考え、そこを何とかする方が
今後必要になってくるのでは?という考えを持つようになりました。
しかし、当時の会社としては「商品を売る」ということが目的とされていたので、
上記の考えとのギャップがあり、違和感につながっていました。

③40代の人が私と同じ仕事をしている。毎年毎年変わらないルーティンをこなしている。
極めつけは、上記のことに自分の周りの人間(会社の同期・先輩)も含め、誰も疑問を持っていないということでした。
②の考えをもとに新しい企画を提案しても周りの先輩たちには誰も理解してもらえず、「それは仕事じゃない」といわれる。
そして、「なるべく楽に働くのが一番だから、変わったことはしない方がいいよ。」と逆にアドバイスももらい、
自身のモヤモヤに対し、自分が間違っているのかな・・と思うこともありました。

・変わるきっかけ
そんなモヤモヤが続いている時、あるお客様の勧めで初めて本を読んだりTEDやその他の動画も合わせて見るようになり、
インプットしたことを踏まえたうえで、仕事上も取り組みを変えていきました。
そんな経験も踏まえ、私の持っている「このままではまずい」という違和感が、確信に変わっていき、下記のような考えかたを持つようになりました。

~2社目転職時の職務経歴書の抜粋~ 

「そこそこで、いいや」をなくせばいかなるやりたいことや目標も達成できます。
具体的に「そこそこで、いいや」という考えが、頭の中からなくなると、
・あきらめの心がなくなり、徹底的に自分の目標に向かって取り組むことができる。
・徹底的に取り組んでいると、自分の目標を達成するための手段やチャンスが見えてくる。
・見えてきたものを徹底的に取り組めば自ずと結果が出るようになる。
と考えております。
実際にいわゆる凡人と天才と言われている人の差は生まれついての才能ではなく、
「そこそこで、いいや」か「徹底的にやる」か、それだけであると考えています。
一人でも多くの方が「徹底的にやる」ことで、自分たちのやりたいことを実行し、より人生を楽しんでほしい。
そう思っています。

ここから、私の「脱そこそこ」活動は始まりました。


■「ぶち抜ける」人と「そこそこマインド」な人

では、「そこそこ」な人生を脱するためにどうしていけばいいか?
私は、何事に関しても「ぶち抜ける」人になるのが一番の近道だと考えています。
ただいきなり、「ぶち抜ける」「そこそこマインド」と言われてもわかりませんよね。
そこで、私の考える「ぶち抜ける」人と「そこそこマインド」な人の定義をここでお伝えしたいと思います。

まず「ぶち抜ける」人とはどういった人か。
それは、自分のやりたいことに対して正直に徹底的に行動をし続けている人のことを指しています。

それに対し、「そこそこマインド」な人とはどういった人か?
何か物事を行う際に本当はこんなことがしたいのに、
行動を起こす前にできない理由(=言い訳)を考えてしまう・・・
そういった方が「そこそこマインド」を持った人としています。
電車で暗い顔をしている人のほとんどは「そこそこマインド」を持った人です。
特に日本人は「そこそこマインド」を持った人が多くおり、
私の肌感覚ですと、約9割の人が「そこそこマインド」を持っていると感じております。

ではその、「ぶち抜ける」人と「そこそこマインド」な人の違いはなんでしょうか。
一言で言うと、
「やりたいと思ったことを一歩踏み出して実行し、継続し続けることができるかどうか。」です。

例えば、
英語をスムーズに話せている人を見たときの反応
・「そこそこマインド」な人
「あいつは帰国子女だから・・」とか、「留学行っていたから」etc..と言い訳がまず思い浮かび、
「別に今の会社で英語使うことないし・・・」と英語話せなくても問題ない理由を自分の中で考え、納得し何も行動しない。結果何も変化が訪れない。
・「ぶち抜ける」人
英語話せるのカッコいいなー。よし、話せるようになろう!と考え、
自分に合った英語を話せるようになるための方法を実行する。
例)googleで検索→本で勉強、英会話教室通う、留学行く、英語が母国語の知り合い作る、レアジョブ登録する etc...
結果、少しずつ英語も身につくようになり、交友の幅、仕事の幅が大きく広がるようになる。
と行った違いがあります。

せっかくの一度きりの人生、「そこそこ」で終わるより最大限ウキウキわくわく楽しんだ方がいいと思わないですか?

■「ぶち抜ける」人になるまでの思考法について

ここからは、本やネット上の記事・講演会などでインプットした情報と、私の実体験を通じて得た経験をもとに、
「そこそこマインド」を持った人が「ぶち抜ける人」になるためのロジックについて書いていこうと思います。
まず、「そこそこマインド」が「ぶち抜ける」人になるまでの自分なりのロジックを図示すると、下記の通りになります。

こちらの図を基にそれぞれのフェーズに合わせて説明をして行きたいと思います。

①第1の壁 に関して

まず前提として、
私は、どんな人であれ、こんなことしたい。あんな風になりたいというイメージはどこかに持っている。と考えております。
誰も小さい頃は「無理だ~」という感情は持ち合わせていなかったはずなんです。
にも関わらず、成長するにつれ様々な経験や周りのアドバイスなどを受けるにしたがって、
何かしらの理由をつけてどーせ無理だ。と思ってやる前に諦めるという選択肢をとってしまう。
そんな人が多いと感じています。

では、なぜ「折角こんなことしたい、あんな風になりたい」というやりたいことがあるにもかかわらず
やってみようかな?と思う前にあきらめてしまうのでしょうか?
私はその理由としていくつかあると考えております。
まず一つ目が、「常識という名の思い込み」・「~すべき論」です。
例えば、
・大人は〜すべき
・仕事は歯を食いしばってやるものだ
・大企業に入社したら勝ち組だ
・凡人だからできるわけない
などといった考え方です。
こういう所謂常識があることによって、
何か思いついたとしても、やる前から諦めてしまう方が多いです。

では、こういった考え方はどんな風に構築されてしまうのか?
それは親や周りの大人、友達の親身なアドバイスです。
まず、多くの親や大人(教師)は自身の子供(生徒)がOOやりたい!といったことに対して、
自分の過去の経験からできるかできないか判断し、親身にアドバイスをくれます。
ですので、自分がやったことがないことに関しては「できないこと」に分類され、
・危ないからやめなさい
・そんなんやっても無駄だよ
・皆やってないでしょ etc... 
小さいころから育っていく過程で周りの大人たちから、常にこういった言葉を受けることになります。
そうなってくるとだんだんと学習していき、
やったこともないことは危険だからやめておこう・・・
という「そこそこマインド」が徐々に構築されていきます。

二つ目が、「ストコーマ」です。
皆さんはストコーマという言葉をご存知でしょうか?
ストコーマとは、簡単に言うと盲点のことです。
私たちは普段何気なく過ごしていますが、実は大変多くの情報に触れています。
この大量の情報に触れているので全て処理しようとすると、パンクしてしまうほどです。
ですので、私たちの脳は無意識のうちに取捨選択し、自身が現時点で必要な情報のみ収集できるようにしています。
それによって最低限のエネルギー量で効率よく結果を出すことができています。
一方、取捨選択することによって無意識のうちに見えなくなっている情報も生まれています。
それがストコーマというわけです。
このストコーマがあることによって、本来皆さんが目標を達成することができるはずなのにその手段が見えなくなっている(無意識のうちに見ない判断をしている)から
できるわけない・・・と思ってしまっています。

~参考「すぐに体感!ストコーマ」~
※2人以上でやるのをオススメします。
①まず、何も考えず周りを見渡してください。
Q.赤いものはどんなものがありましたか?
⇒この状態では、あまり浮かばないと思います。
②では、周りの赤いものを探してください
Q.赤いものはどんなものがありましたか?
⇒はじめ思いつかなかった赤いものがたくさん見つかったはずです。
見えているはずだけど、認識していない。 それをストコーマと言います。

●第1の壁対策

では、これら第1の壁を越えるためにどうすればいいか?
テーマは「知る」ということです。
一つ目は、自身が「常識という名の思い込み」・「~すべき」に囚われていないか、を振り返ってみてください。
振り返り方は1日の会話の中で、
・みんな
・無理
・常識、当たり前
といった言葉を使っているかチェックする事でわかります。
おそらく「そこそこマインド」に囚われている人は知らず知らずのうちに使ってしまっていると思います。
まずはそのことに気づいて下さい。
それが第一歩です。
気づいた後は、その言葉がなぜ出てきたのか、一度立ち止まってその思考回路を分析し、言語化してみて下さい。
少しずつ原因が見えてくるはずです。

次に「ストコーマ」の存在を知る。ということ。
ストコーマの存在を知ることで、自分ができるわけがない!と思っていたことが自身の思い込みであったことに気づけるはずです。
もし、できるわけない!と思うことがあれば、
何があればできるようになるか?と思考を変えて一度方法を考えてみてください。
その思考によって必要なモノがわかります。
今度はそのモノを手に入れるためにはどうすればいいか?を考えれば、自ずとやるための方法は見えてきます。
そして同時に、改めてこの時代大概のことはインターネットで知ることができることにも気づけると思います。

例を挙げると、
全くイヤリングに興味がないのであれば、今日どんな形のイヤリングを見ましたか?と質問されても全く思いつかないと思います。
ところが、彼女(彼氏)のプレゼントでイヤリングを買おうかなーと思って考えていると、道行く人達がつけているイヤリングが気になったり、
テレビや雑誌でイヤリングやアクセサリーに関することがやたら目につくようになってきます。
そうすると自然と、
どんな形のイヤリングがあって、
今の流行りはどんなものなのか、
彼女(彼氏)の好みのもの など、次々に「彼女(彼氏)が喜びそうなイヤリングを選定する」ための情報が入ってきます。
結果的に「彼女(彼氏)が喜びそうなイヤリングを選定する」という当初の目標が達成されるようになります。

これを自身のやりたいことに置き換えると、
自身のやりたいことに対しやろう!できる!と考えるようになると、
今まで見えてこなかった(ストコーマになっていた)やりたいことを実現するための情報(手段・方法)がどんどん入ってきます。
これらを行動に移すことによってやりたいことを達成することができます。

②第2の壁 に関して

第1の壁を越えたあなたは、やりたいことを実現するための方法がわかってきたと思います。
第1の壁を突破することで、「できるかも」「やってみようかな?」と考えていることと思います。
ただ、それだけでは何も起きません。
実現するためには実際にアクションを起こすことが必要です。
アクションを起こそうか、という時に出てくるのが、「第2の壁」
つまり、見えてきたやるための方法を「やる!かやらない。か」を選択させる壁です。
この壁も高く、なかなか越えるのは難しいです。

その理由の1つ目が、「失敗したらどうしようというリスク」という幻想です。
この幻想はヒトから良く思われたい、嫌われたくないという気持ちから出てくるものです。
・失敗したらもう立ち直れないんじゃないか
・言う通りにしなかったら一生仲間はずれになれるんじゃないか
だからやめとこう。そんな思考です。
多かれ少なかれどんな人にもある思考です。

2つ目の理由は、人間の性質が起因します。
皆さまも聞いたことがあるとおもいますが。人間(動物も?)は本来楽をする生き物です。
自然界においてはなるべく楽をして、エネルギーを使わず、生きることができれば、子孫を残す上で大きなベネフィットになります。
なので何も考えずに行動をすると人間である私たちも「楽」な状態のまま行動を完結しようとします。
この「楽」な状態をもう少し紐解くと
-現状維持の行動、つまり行動をしたことの結果が予想できるような行動をしている状態。
-脳のエネルギーも使わず、ストレスもかかっていない状態。
のことをいいます。
この「楽」な状態とは文字通り、コンフォートゾーン(Comfort Zone)とも呼ばれています。
ですので、何も考えずに行動をすると人は結果が予想できる選択肢、つまりコンフォートゾーン内で行動を完結しようとします。
ただ、コンフォートゾーン内の行動をし続けると確かにストレスもかからないので楽ですが、変化も進歩もありません。
例えば「ルーティンワーク」がそれにあたります。
ルーティンワークで決められたことをひたすらやっていると、考える必要がないので「楽」ですよね。
しかし一方で、ある一定まで行くとそれ以上成長が見込めなくなりますよね。
意識しないと私たちは、知らず知らずのうちに行動を「ルーティン」化していく傾向があります。

・「失敗したらどうしようというリスク」という幻想
・コンフォートゾーンにいたいという人間の性質
この2つが、実際に行動に移すまでに超えなければならない第2の壁といえます。

第2の壁対策
では、それを乗り越えるためにどうすればいいのか?
ここでのキーワードは成功体験を積む。ということです。
具体的に言えば、小さいことでもいいからとにかくいつもと違う行動を起こす!ということです。
いつもと違う行動を起こすことで、普段いるコンフォートゾーンから抜けることになるので頭を使う必要がでてきます。
そうして頭のメモリを使って行動を起こした結果に着目してほしいです。
ほとんどの場合、「やってよかったな~」と思えるはずです。
たとえ失敗したとしても、失敗って大したことないな。ということが体感できます。
(むしろ、失敗というのは無い。ということに気づけると思います)

内容は仕事以外の本当に小さなことで構いません。
例えば、お昼のランチ。
何も考えなければ、普段通りのメンバーと普段通りの場所に行っているのを、
いつもと違うメンバーと、
いつもと違う場所にランチに行く。
もしくは、周りの分も手作りのお弁当を作ってみる。など、
いつもと違う選択をしてみてください。

そうすることで
・この人仕事では怖いけど、一歩外に出るとすごい話がおもしろいな
・この人自席では静かで暗い人だなと思っていたけどそんな特技があるんだ!
・手作り弁当を共有したことで話がはずんだ!
などなど、色々な発見があるかもしれません。
こんな風に少しずつ成功体験を積み重ねていって、チャレンジする内容を大きくしてみてください。

何回かやっていくうちに成功体験が積み重なり、コンフォートゾーンを出るのが楽しくなってくる感覚を得られると思います。

③第3の壁 に関して

コンフォートゾーンを超える行動が徐々にできた時に現れる最後の壁は「習慣化」の壁です。
人は1日のうち無意識のうちにおよそ70回もの選択を行っていると言われています。
この70回の選択の際に、皆様にとっての「やりたいこと」に近づく行動を毎回選択し続けることができるかどうかが、
「ぶち抜ける」ために必要になってきます。

最後である習慣化が難しい原因は、個人と集団(コミュニティ)の「ホメオスタシス」です。
ホメオスタシスとは恒常性維持機能といい、簡単に言うと「からだの状態を一定にキープしようとする生体システムのこと。」です。

詳しくは↓がよくまとまっています。
コンビニ店員 人間関係とお金を語る より、
「恒常性の維持(ホメオスタシス)とは?」を分かりやすく簡単に解説っ♡♡【理論】
https://asentoblog.com/what-is-the-homeostasis

上記の通り人はホメオスタシスという恒常性維持機能が備わっており、何も考えないと現状維持を優先するように身体ができています。
これは、行動においても同じです。いつもと違う(ルーティンから外れた)行動をすると、身体にストレスがかかります。
なので、いつもと違う行動をやり初めのうちは、無意識的に元に(ストレスのない状態に)戻ろう戻ろうとしてきます。
その結果、一回チャレンジしていつもと違う選択をしても中々続けるのが難しい。。ということに陥ります。

また、これは個人に限った話ではなく、集団(コミュニティ)でも同じくホメオスタシスが働いています。
「類は友を呼ぶ」ということわざにある通り、友達や集団は似た者同士集まるとよく聞きますよね?
こんな風に似た者同士集まった集団のなかで、ある人がその集団にそぐわない行動を始める(コンフォートゾーンを抜けようとする)と
集団自体にストレスがかかります。(集団のコンフォートゾーンが侵された状態)
なので、そこに属する人はそれでは気持ち悪いので、無意識的に集団にそぐわない行動をしている人が元のコンフォートゾーンに戻るように
足を引っ張るようになります。
結果的にせっかく行動を起こしたとしても、集団の力によって元通りに戻されてしまう。といったことが起きます。

第3の壁対策
この「習慣化の壁」に対して、今回は個人・集団(コミュニティ)の両面で対策を考えていく必要があります。
まず個人としては、前提として、人間は楽をする生き物で何も考えないと、現状維持の楽な選択肢を取ってしまいがちということを「知る」ということです。
知ったうえで、一日の70回の判断の際に一歩立ち止まって自身の頭で考え、根拠を持ったうえで行動してみてください。
上記のような行動を継続するためにオススメなのが「アウトプット」です。
日記・SNS・メモ・友達に話す etc...
なんでもいいので判断に至るまでの流れを言語化することによって、いろいろな発見があるはずです。
また、言語化するというプロセスを経ることで考えるという癖がついて、だんだんと習慣化につながってきます。

次に、集団(コミュニティ)への対策です。
上記のように考えて行動をするようになると、もしかしたら、周りの友達に「意識高い系だ」「やっても無駄だよ」などといってバカにもされるかもしれません。
はたまた、考えた結果「転職」など大きな選択をしようとした際には。親やその他先輩などから
「将来安泰なのに」
「もったいない」
などと、本当に親身になってアドバイスをしてくれる場合もあるかもしれません。
色々と気に病むこともあるとは思いますが、ご自身がやりたいと思うことができているのであれば心配はありません。
上記にも書いた通り、そういったコメントをくれる人は、集団のコンフォートゾーンが侵されそうになるのが嫌で、それを阻止するために足を引っ張ろうとして
様々な行動を起こしてしまっているだけです。
意識「だけ」高い系で、行動が伴っていないと、問題はあるかと思いますが
意識高い系はいいことだと私は思いますので、そんな時は「ありがとう」と答えましょう。
行動ができているうちはたとえ失敗してしまったとしても前に進んでいます。

ただ、そうはいってもなかなか孤独を感じて辛い場合もあるかもしれません。
その時は本を読んだり、講演会やイベントなどに顔を出してみるのがおすすめです。
本を読んだりイベントなどに顔を出すことによって、自身の目的達成に必要な知識が得られるのはもちろんのこと、
普段とは違う価値観を持った方々と実際に触れ合えたりすることができます。
それによって、今所属しているコミュニティがすべてじゃないんだなという気づきが得られ、自信が持てるようになります。

今の日本にはイベントやコミュニティも
wantedly
・peatix
・オンラインサロン
NewsPicksアカデミア

 などなど色々な選択肢がありますのでご自身に合ったものを選んでみてください。
まず行ったこともない人は一度参加してみると何か発見があるかもしれません。

アウトプットする、このままで大丈夫かな?と自信がなくなったら本を読んだり、人に会いにいく。
そういったことをして是非、習慣化の壁を超えていってください!

■ロジックに関しての実例 ~なぜ私がボディメイク(筋トレ)が好きなのか~

上記ぶち抜けるロジックをわかりやすく説明するために1つの例を挙げてみたいと思います。
太っている人が痩せたい!と思うとします。

第一の壁:言い訳
遺伝的に太ってるし・・・
体質だからやったって無駄だ・・

↓ やってみよう!と思うと

インターネットで調べたり、周りを見渡してみると、理想のカラダになるための情報にあふれていることに気づけます。
・トレーニング・食事に関するブログあり
・サプリメント情報アリ
・トレーニング紹介YouTubeあり
・家の近くにも通える範囲にジムがいくつもある
・コンビニにもダイエット食品あり(値段もやすい) etc...
(ストコーマが外れて、ダイエットを成功させるための方法が見えてきた状態)

得た情報を元に、食事を考えて食べるようにしたり、
今まで行かなかったジムに行くことにしたりなど、始めると
初めのうちは考えて自ら気合を入れなければ実行できず、少しつらい時もあるかもしれません。
(コンフォートゾーンをでると、初めのうちは苦しい状態)

そして、太っている仲間(いい身体であったことのない人)は、ダイエットにチャレンジするあなたを見て
・飲み会に誘う
・ランチなど付き合いが悪くなったのをとがめる
・遺伝的に太っているのだからやったってむだだよ~という(科学的に何の根拠もない)アドバイスをくれる
など様々足を引っ張ってきます。
(仲間だと思っていた人がコンフォートゾーンを出ていくと気持ち悪いので、それを妨げようとしている状態)

ここまで読まれて気づいたこともおられるかと思いますが、
ボディメイク(特に筋トレ・食事)は、まさにぶち抜けるためのロジックを試すためには最高の事例になります。
・短期間(3ヶ月程度)で目に見えて結果が表れる
・老若男女問わず関りがある
・体が健康になると自信・活力がわく
・結果が目に見えるので成功体験にもつながる などなど・・・

ここに書ききれないほどオススメな理由があります。
だからこそ私は10年間の間で、大学⇒社会人⇒転職2回と点々としている中でも。
ボディメイクは続けてこれたのかなと思います。(ボディメイクの方法など興味ある人はコメントください)

■最後に

人は行動すれば必ずなりたいように変われます。
皆様も是非、やらない。という選択をしてしまっている方がいらっしゃれば、
まずやってみたら?と背中を押していただければと思います。
一歩踏み出すことで、何かしら考え、行動する必要が出てきます。
その結果、何かしら経験でき、人は前に進みます。
そんな風に前に進んでいるうちに、
当初やりたいと思っていたことがいつの間にかできるようになるのでは、、と考えております。

そして、周りの人にもやりたいことができずにモヤモヤしていそうな人がいれば、
まずは、一言「やってみたら」と声をかけてあげてみてください。
その一言からまず初めの第一歩踏み出せる人が増え、面白い世の中に近づいていくんじゃないか。と思います。

最後になりましたが、ここまで雑多な文章を読んでいただきありがとうございました。
こんな風に、考えていることなどまたアウトプットしていければと考えております。

呼んでいただいてご意見やご感想などあれば、コメントなどいただけると非常にうれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?