【読書日記】8月25日の読書から
この日は「100分de名著」の9月度テキストをKindle版で入手し、目次に目を通しました。併せて、clubhouse内でのクラブ「100分de名著を語ろう」の9月度予定を仮策定してみました。これについては、別立てのnoteを作成する予定です。
1)吉田秋生『海街diary』④
前日から引き続いて、2~4話を読んで読了としました。この巻では、末妹のすずの恋模様?を中心に描かれていきます。映画で印象的だった食堂のおばちゃんや「しらすトースト」のエピソードが、3巻まででは出てこなかったのでオリジナルストーリーかなと早合点していたのですが、この巻から出てくるようです。続刊も読まないわけにはいかなくなりました。
※ これを書いたあと、是枝監督の著作を見る機会がありました。撮影に入るまでには、6巻までが刊行されていたそうです。
2)青山美智子『木曜日にはココアを』
同じ青山美智子さんの著作としては、本屋大賞候補作となった『お探し物は図書室まで』に続いての2作めです。前日の『仕事本』を知らせてくれた同じ知人が勧めてくれたものでした。7月17日に第1話を読んで以来の続きです。
第2話:きまじめな卵焼き
第3話:のびゆくわれら
の2話を読みました。どちらにも、導入部分では「ありきたり」さを感じてしまいましたが、そうはいかないのが、さすがプロといったところですね。
第2話は、妻が仕事、夫が育児と家事を受け持っている夫婦の話です。夫の「出張」のため、滅多に作らないお弁当を娘のために作らないといけなくなった朝美が、卵焼きに苦戦します。夫との会話にじんわりさせられます。
第3話では、その朝美の娘が通っているだろう保育園の保育士が主人公です。ここでも、先輩保育士との会話がいいですね。
前に読んだ著作との共通項は、その「日常」にうんざりしている登場人物が、周囲との思わぬ交流の中から、ちょっと前を向いて生きていこうとなる点でしょうか。
3)武田砂鉄『群衆心理』100分de名著テキスト版
今年になってから、「100分de名著」はほぼ毎回視聴し、テキストも読了してきています。9月度は、武田砂鉄さんがル・ボンの『群衆心理』を担当するとあって、期待をしながらテキストを開きました。よさそうです。以下は目次です。
はじめに:現代社会を動かす群衆
第1回:群衆心理のメカニズム(9月6日/8日放送予定)
第2回:「単純化」が社会を覆う(9月13日/15日放送予定)
第3回:操られる群衆心理(9月20日/22日放送予定)
第4回:群衆心理の暴走は止められるか(9月27日/29日放送予定)
なお、10月度には「ヘミングウェイ・スペシャル」が予定されているとのことでした。
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