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【100分de名著を語ろう】『「名著」の読み方』を語ろう

こんにちは。

9月8日(木)のclubhouse「100分de名著を語ろう」ルームでは、番組プロデューサー氏の近著である『「名著」の読み方』について取り上げます。氏の読書論、仕事術の一端を窺い知ることができるはずです。


目次

はじめに
第1章 本を読む準備
第2章 本を汚す
第3章 本と対話する
第4章 本に委ねる
第5章 読み終わった本との向き合い方
あとがき
巻末付録 名著ブックリスト

コラム 本に相談する

①赤毛のアン
②茶の本
③法華経
④構造・神話・労働
⑤幸福論

以下に、ぼくが以前書いたブログから転載してみます。

【22/08/03】秋満さんのご本としては2冊めだけれども、その肉声を知っている方の本を読むというのは、自分の「師匠」以外では初めての人になります。要は秋満流読書術なのですが、あまたある読書術の本としては、かなり「異色」な本ではないでしょうか。中でもかなり「個性的」と思ったのは、本は「汚す」こと、再読が勧められていること、「腑に落ちない」ことのススメ、などです。あの番組を作り続けられる「秘訣」のようなものを垣間見た気がいたします。
さらに聞いてみたいのは、何が読者にとって「名著」となる条件であるのかということ。その著作を名著「として」読むためには、何が必要であるのかということです。

ポイント

第1章 本を読む準備

①きっかけや目的は、何でもいい。

②1日5分からでもいいから始める。

③本に名づけをする。呼びかける。

④最初のとっかかりを大切に。

⑤薄い本を「読み切る」という選択。

⑥口コミは、頼りになる

⑦図書館と書店での偶然の出会いを大切にする。

第2章 本を汚す

①線を引く、囲う、書き込みをしていく。

②世界で1冊の自分だけの本にする。著者と「共著」をつくる行為。

③どう読み、どう感じたのかを残す。

④A=大事、B=気になる、Q=お手上げ。線で囲う。

⑤もう一度読むときの手がかりを残す。

第3章 本と対話する

①「問い」から本との対話が始まる。

②本=自分に届いた手紙。

③問いの答え=自分なりの答え。

④問いから「本のテーマ」を析出する。

第4章 本に委ねる

①素のままで向き合い、全てを受け入れる。

②自分の中の「物語」が動き出すのを感じ取る。

③自分と本との壁を取り払う。一体になることをめざす。

④分からないを味わい、楽しむ。

⑤自分の枠組みを一旦解体(=武装解除)しながら読む。

⑥わかりやすさから距離を置く。

⑦いつかわかる日のためにある「異物」感。

第5章 読み終わった本との向き合い方

①自分の人生に「読書体験」を接続する。

②人生を支える「杖」としての読書。

③書評を読む習慣を身につける。

④誰かに「語る」。

⑤自分だけの本棚に編集する。

⑥同じ本を繰り返し読む。

あとがき


        *       *       *

今回のレジュメは以上といたします。余力があれば、会の終了後に「追記」をして、再公開します。最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた!


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