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100分de名著を語ろう:レジュメ一覧

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clubhouse内で展開しているクラブの「100分de名著を語ろう」についての記事をまとめてあります。
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2023年4月の記事一覧

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『福音書』④弱き者たちとともに

こんにちは。 今回のclubhouseルームで、4月度分の『福音書』が完結します。イエスの生涯、特にこのテキストの内容に照応している映画として、メル・ギブソン監督作品である『パッション』がお勧めです(新品での入手は難しいかもしれません)。 これとは別に、スコセッシ監督の『最後の誘惑』がお勧めされていたことも書き添えておきます。 その他にも、イエスその人や、キリスト教を題材とした映像作品はたくさんありますので、探してみるといいと思います。なお、講師の若松英輔さんによる以下

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『新約聖書』福音書③祈りという営み、ゆるしという営み

こんにちは。 本日(23/04/20)21時より、clubhouseにて「100分de名著を語ろう」定例ルームを開催いたします。今回は、第3回の放送内容「祈りという営み、ゆるしという営み」についてご参加のみなさまと話し合うことをベースとした会となります。話し合いの便を図るための「レジュメ」をご用意しておりますが、今回は私的に作成したブログへのリンクもご案内いたします。約3300文字のものとなりますが、ご覧くださいますとうれしく思います。 1)「祈り」と「願い」まず初めに、

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『新約聖書』福音書②魂の糧としてのコトバ

こんにちは。 23/04/13(木)21時から、clubhouse「100分de名著を語ろう」ルームで使う「レジュメ」をお届けいたします。番組をご覧になれなかった、テキスト未読等であっても、概略がつかめるようにしたつもりですので、ぜひお目通しください。 今回のポイントは、主として情報をやりとりするツールとしての「言葉」の奥、あるいは背後にある、意味の顕われとしての「コトバ」があるということだと思われます。この使い分けは、若松英輔さんの思想を読み解こうとするときにもキーとな

【100分de名著を語ろう】2023年4月度『新約聖書・福音書』①

こんにちは。 年度が改まって、1回目となるclubhouse「100分de名著を語ろう」ルームは、4月6日(木)21時からの回がちょうど100回目となります。今までの約2年間、本当にありがとうございました。深謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 新年度は、若松英輔さんが担当される『新約聖書』の『福音書』、つまりイエスの生涯と言動をつづったものが扱われます。ご自身が信仰を持たれている若松さんですが、テキストの第一回分を読んだ上で番組を視聴いたしました