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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
運営しているクリエイター

#人生

一点の曇りもなく生きる

2月にもっとも自分以外の人に投げかけたかもしれない言葉はこちら。 「一点の曇りもない本を」 ブックダムの仲間には「何度言えば気が済むんだよ!」と内心思われているかもしれません(笑) 出版に携わっている以上、ずっと追求しつづけたい概念。 そして私の目指す在り方でもあり、生き方でもあります。 意識できているもの。意識できていないもの。 何事においても、それぞれありますが、ほんの少しでも、どこかに曇りや濁りは混ざってしまいがちです。たいてい私もそうです。 それでも、本当に

読者の未来をめくる日々 P.19

言葉を通して読者にプラスのエネルギーを届ける側でありながら、 言葉によって奮い立たされ、また一歩前に踏み出すエネルギーをもらう瞬間は多い。 先日Xでこんなポストをしました。見城徹氏の言葉は、表紙を開いてすぐにデカデカとあります。 何を求めているのか。何を実現したいのか。何を課題と感じているのか。そしてそれはなぜなのか。大切にしている言葉にその人の状態が映し出されますが、今のわたしは"熱狂"の中に身を置いておきたいようです。 そしてもうひとつ。他の言葉と比べて大きく記して

今日は2023年7月14日

出版屋の社長。38回目の誕生日を迎える。 とはいえ、1日は1日。日常を淡々と、真摯に過ごしたい。そんなこんなで明け方に記事を書いている。 さっきまで湯船に身を預け、無になっていた。 ああ昨日も出し切ったと振り返る。なぜか高校時代の思い出が蘇ってきた。きっと数時間前に母にLINEをしたから、実家で過ごしていた時の記憶を呼び起こしたのかもしれない。男子校で男臭い行事が目白押しだったなとか。昼夜歩き倒す85キロ強歩という名物行事があった。 4078gのビッグベビー。死ぬ思いで産

出版事業はじめました

2023年6月29日。ブックダムは出版事業を開始しました。 創業時から手掛けている書籍のプロモーション事業。昨年からスタートした出版プロデュース事業。それらに加わる3つ目の柱になります。 なぜ今「出版」なのか?シンプルに出版事業を「やりたい」そして「やる」と決めていたから。 これに尽きると思います。 5年前に会社員としてのキャリアに一区切りをつけて、どのように私の人生を歩んでいけば良いのか見つめ直しました。 そのときに選んだのが「経営者」であり、人生に大きく影響を与えてく

"夢"は叶いますか?

「将来はプロ野球選手になることです。」 小学校の卒業文集にある私の夢コーナーにそう記されています。「記されている」なんて、どこか他人事ですよね。 当時12歳。実はこの夢を記したときの心境をよく覚えています。 「これウソだよ。そもそも中学で野球を続けるつもりないし。」 絶対に叶えたい夢が無かった人生12歳にして身についていた惰性。本心に蓋をした表現。 案の定、プロ野球選手になると宣言してから1か月も経たずして、私はテニス部に入部していました。 夢ってなんだろうか。 夢って