読者の未来をめくる日々 vol.15
前回のvol.14で綴ったMさんとお会いしたとき、「営業」に関する話は深くまで及びました。
2人の場合は「書店営業」というニッチな領域の文脈の上ですが、Mさんの営業に対する考え方は大変学びになりましたし、シンプルだけど容易にできないことをごく自然にされていらっしゃるな、と感じたので少し掘り下げてみます。
書店の入口をまたげなかった過去
Mさんは営業を始めた当初、書店の入口まで足が向くものの、恐怖や不安でそこから一歩を踏み出せなかった時期があったそうです。
書店員の方に話し