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[プレスリリース]BookCellar 累計流通総額が15億円を突破

BookCellarチームの東郷です。いつもご利用いただきありがとうございます。今日はうれしいお知らせです。2020年10月に正式リリースしたBookCellarですが、2023年5月末にBookCellar上で取引された書籍の流通総額が累計15億円※を突破しました!! ※本体価格ベースです

背を立てて並べると約2キロ

1冊の価格が1500円と想定すると、10万冊が発注されたことになります。10万冊といってもピンときませんので、立てて並べてみます。厚み2cmの本だと、10万冊で2キロメートル。2キロ続く本の道。なかなか壮観です。

グラフ化すると美しい階段状になっていました

取次会社も導入。取次ルートがますます便利に

「BookCellar」は2020年10月にサービスを開始しました。当初は100社程度の出版社が利用していましたが、現在は約1100の出版社に発注が可能になりました。これは、2021年12月の八木書店、2023年6月のJRCと2つの取次会社の参加に依るところが大きくあります。
また、利用する書店登録数も堅調に増加しており、2023年5月末時点で、約4,500店となっています。仕入に利用するユーザーには、カフェや雑貨店など、従来の書店以外の業態からの登録も増えてきています。チェーン系の書店が「他店から紹介されました」と登録いただくことも多いです。

先日、とある書店さんから「BookCellarがあることで、独立系書店の品揃えが確実に充実してますよ!」とお声をいただいたときには、業務を担うシステムとして役に立っているのだと嬉しくなりました。

「書店と出版社をもっともっと繋ぐ」ために

出版業界では、ネット通販や電子書籍などの普及により、出版物の流通環境が大きく変化しています。従来の取次経由の注文のほか、小規模で個性豊かな独立系書店からの多品種少量の発注ニーズに対し、BookCellarでは、パソコン/スマホからいつでも、複数出版社の商品を同時に発注できる、といったシステムの利便性を高めると同時に、搬入日を全ての出版社が登録するように必須化したり、在庫表示を行う試みを通じて「本がいつ届くのか」という発注側の不安に対して、ソフト面でも必要な情報を届ける取り組みを続けています。

本を商う現場にある課題をDXする

BookCellarは、出版社と書店の間の業務プロセスのデジタル化によって、スピーディかつ効率的な流通を実現することで、出版物の流通環境を改善することを目指しています。
今後も、書店と出版社が新しいビジネスチャンスを創出するためのプラットフォームとして、より多くのユーザーにご利用いただけるよう、サービスの改善を続けていく所存です。
引き続きのご利用よろしくお願いいたします!