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【44冊目】世界一楽しい決算書の読み方 [実践編]

ジャンル:財務
読了時間:3時間
刺さり度:★★☆☆☆


心に残った文TOP3

時系列分析のポイント
1つ目が転換点です。売上高が右肩上がりになっていたものの、あるタイミングで減少トレンドに転じた企業があったとします。その場合、切り替わったタイミングに企業の中では絶対に何かが起こっているはずなので、そのポイントを見ていくというのが転換点の読み方です。
もう1つが異常値です。たとえば売上高の推移がずっと一定で動いていたにも関わらず、あるタイミングでいきなり減少してしまった企業があったとします。他とは明らかに違う動きが出たときには、そこで何か異常なことが起こっているのではないかと考え、その年を重点的に見ていくことで、企業で何が起こったのかがわかる、というのが異常値の読み方です。

企業というのは、現在の姿と未来になりたい姿の差分を埋めるために人材採用を行っています。人材を採用することでわざわざ固定費を増やす意思決定をするわけですから、相当な目的があるはずなのです。その目的を正しく捉えた上で面談・面接では「自分がどんな貢献をできるか」を探りましょう。

情報を収集する手順
①ビジネス情報
・どんな事業を行なっている?
・事業のリスクにはどのようなものがある?
・従業員は何人いる?
・どのような設備を保有している?
・どのような分野に投資している?
②財務情報
・どの程度の売上が出ている?
・どの程度の利益が出ている?
・資産の規模感は?
・財政状況は?
・資金繰りに問題はないか?


一言コメント

企業を分析する目線を、事例とともにステップを追って学べる。
ある程度財務諸表に慣れている人だと物足りないだろうし、本当に初めてこの分野を勉強します、という人だと難易度高いと思う、難しい塩梅。。

事例として出てくる会社がイケベンチャーが多いので面白い。

世界一楽しいかは疑問だけどw

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