6 『入社一年目の教科書』を読んでわかった4つのこと。
【読んだ本】
『入社一年目の教科書』岩瀬大輔著、ダイヤモンド社
【読んだ目的】
新人にとって大切なことを幅広く知りたかった。
Twitterで話題(軽い炎上)になっていたので、気になった。
【本編】
本書では、新人への教訓が50個書かれている。
私は読了後、50個の教訓を以下の「4つ」に分けた。
(冒頭、仕事の原則に書かれている①頼まれたことは必ずやりきる②50点で構わないから早く出せ③つまらない仕事はない、とは別に)
a.チャンスを逃すな。
b.仕事の姿勢(主に会議)が成長につながる。
c.人間関係を力に変える。
d.お金や健康を大事に。
50個の教訓はそれぞれ、4つのどれかに当てはめることが可能である。
例えば「6.仕事の効率は最後の5分で決まる」と「7.予習・本番・復習は3:3:3」は、会議における姿勢がより良い仕事につながるというものである。
Twitterで炎上していた「41.歓迎会は死ぬ気でやれ」も、どこにチャンスが転がっているかわからないので歓迎会でも力を入れよう、という内容であった。
人間関係が中心になっているものも多かった。「44.苦手な人には惚れ力を発揮」や「13.朝の挨拶はハキハキと」がその代表である。仕事の悩みのほとんどが人間関係によるものだと聞いたことがあるが、それをどうにか力に変える方法を身につけなければならない。
dは言ってしまえば「その他」だが、「43.ビジネスマンはアスリート」やコラムにて健康が取り上げられていたり、学生時代とはお金の在り方が変わることもあり、「お金と健康」という枠組みでくくった。
【あとがき】
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
前回の「イシューからはじめよ」ではめちゃくちゃ文字数が多くなってしまったので今後は1000字以内に収めようと思います・・・。(長すぎると書き写している気分になるし、まとめることが重要だから)
『入社1年目の教科書』はTwitterで、「時代遅れだ」と批判を浴びていた。いざ読んでみるとそれはほんの一部の話であり、本全体を通して読めばそれすらも全く違う印象を受けた。印象操作に使われた一枚の画像とたった140文字でこの本と出合う機会を失ってしまうのは可哀そうだなぁと思いました。
「17.情報は原点に当たれ」
それでは。
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